コミック版とアニメ版の相違点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 06:02 UTC 版)
「七人のナナ」の記事における「コミック版とアニメ版の相違点」の解説
コミックとアニメとで1話ごとのエピソードの発端部分は共通であるが、流れがまるで違う仕上がりになっている。 アニメ版ではナナ達が7人に分裂したことは秘密になっているが、コミック版ではその設定がなく、全員学校に通っていることになっている。 アニメ版とコミック版では六造とナナの両親(コミック版には主に母親が登場)のポジションがまったく異なる。 アニメ版の「ナナ」たちは各自に対応する7色の不思議な「プリズム」を持っており、空を飛んだり怪力を発揮したりすることが出来るが、正体がバレては困るので「受験戦隊ナナレンジャー」という子ども向けヒーローの衣装を着て活躍する(つまり、ただの「受験を絡めた学園恋愛モノ」に留まらず、アクション要素も存在する)。なお、コミック版にも「ナナレンジャー」は登場するが、スーツが脱げてしまうなど、設定が異なっている。 コミック版が終始明るい展開だったのに対して、アニメ版では中盤から終盤にかけてシリアスな展開も見られた。 アニメ版では、今川自身と思われるキャラクターが随所に現れたり、「メロディ・ハニー」や「623 (ムツミ)」といった吉崎観音定番キャラクターも登場する。また、アニメ版だけに登場するフィーチャーとしては他に「万年桜(まんねんざくら)の丘」―ナナを分裂させたプリズムの影響を受けたと思われ、7人のナナ出現以降枯れることの無い巨大で美しい枝垂桜(しだれざくら)が咲く丘―があり、物語中に幾度となくキー・プレイスとして利用されていた。 ナナっちは7人のナナの中で唯一、アニメとコミックとでは性格が全く異なっている。 8人目のナナに関する設定が漫画版(と、ドラマCD)とアニメでは全く異なる。
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