コイアルファ【コイアルファ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8155号 |
登録年月日 | 2000年 6月 27日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | コイアルファ よみ:コイアルファ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 小井戸輝雄 | |
品種登録者の住所 | 長野県松本市元町1丁目1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小井戸輝雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の育成系統に「サンバ」を交配して育成されたものであり,花は赤の地色に明橙黄色の爪斑が入る中輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈はかなり高である。茎の太さはやや太,色は褐,強さは強,摘心後の分枝性,側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや長,葉幅はやや広,葉の縦横比は中,葉柄の長さは短,一次欠刻は深,葉の表面の色及び裏面の色は中,毛じの多少は少,光沢度,厚さ及び硬さは中,葉柄の着生角度は水平,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は2深裂,大きさは小,分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形,花の大きさは中,厚みは低,舌状花の重ねは2~4列,舌状花数はかなり少,管状花部の直径は大,管状花数はやや多,分布は集中,長さはやや小である。花弁の形は平弁,先端の形は尖る,花弁の長さはやや小,幅は中,外花弁の表面の色は赤(JHS カラーチャート0415)の地色に明橙黄(同2204)の爪斑が入る,裏面の色は赤(同0414)の地色に明橙黄(同2204)の爪斑が入る,外花弁の角度は上向き,花たくの形は盛り上がったドーム状,大きさはかなり小,総ほうの大きさは小,花首の太さはかなり細,長さは中,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性は早である。「コイビート」と比較して,舌状花の重ねが2~4列であること,外花弁の表面の色が赤の地色に明橙黄色の爪斑が入ること,「セイアトランタ」と比較して,開花時の草丈が高いこと,外花弁の表面の色が赤の地色に明橙黄色の爪斑が入ること,花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に育成者の温室(長野県松本市)において,育成者所有の育成系統に「サンバ」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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