コイの上皮腫ウイルス [Carp epithelioma virus (CEV)]
原因ウイルスはヘルペスウイルス科に属すると考えられるDNAウイルスである(一般に2本鎖DNA)。エンベロープ(外被)をもち、その大きさは140-150nmで、突起の長さは25-34nmである。電子顕微鏡による観察では、円形ないし楕円形で、魚の細胞核の中では厚さ7mmの膜がみられる。現在、治療・予防法は知られていないが、病魚の駆除や隔離が必要である。
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