ケアベアの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 16:42 UTC 版)
1981年にアメリカン・グリーティングス(英語版)によって作られた、グリーティングカードの絵柄が始まりで、元々のイラストはエレナ・クチャリック(英語版)が描いていた。1983年にケナー・プロダクツがケアベアの形態をテディベアに変更した。 すべてのクマはそれぞれ違った色をしており、臍のあたりに彼らの役割や人格などをしるしたシンボルがある。これは"tummy symbol(おなかのシンボル)"として知られていたが、2007年の映画『ケアベア ずっこけベアの大冒険』では、"belly badges(おへそのバッジ)"に変更された。 1985年にはケアベアカズンズというケアベアの姉妹版のキャラクターが生まれ、このようなキャラクターにはテディベアのスタイルが用いられたライオンやサル、ペンギン、ウサギなどがいる。ケアベアのテレビシリーズは1985年から1988年まで放送され(『ケアベアーズ(英語版)』(1985)、『ケアベアーズ・ファミリー(英語版)』 (1986–88)、等)、その間に『ケアベアーズムービー(英語版)』(1985)、『おとぎの星のこぐまたち(英語版)』(1986)、『不思議の国のケアベア アドベンチャー(英語版)』(1987)という3本の劇場版が公開された。 2002年、ケアベアはデザイン変更がなされ、2007年に25周年としてPlay-Along Toysによって製作・販売されたラインナップには蓄光ベアや触るとへそが光るベア、エアロビック・ベアなどがリリースされ、この間『ケアベア:ジョークタウンへの旅(英語版)』(2004)と『ケアベア お願いベアの願いごと! (英語版)』(2005)というコンピュータアニメーションを用いたOVAが公開された。 テレビシリーズ『ケアベアーズ:ジョークタウンへの冒険(英語版)』 (2007–08)、『ケアベアーズ:Care-a-lotへようこそ(英語版)』 (2012)、『ケアベア カズンズ(英語版)』(2015–16)、『ケアベア:魔法のロックを解除する(英語版)』(2019–2020)放送。 OVA『ケアベア:シェアベア・シャイン(英語版)』(2010)、『ケアベアーズ:ギビング・フェスティバル(英語版)』(2010)制作。 2008年現在でも、ケアベアの市場展開は行われている。ケアベアの商標およびキャラクターデザインの著作権はアメリカン・グリーティングスの子会社 Those Characters from Clevelandが所有している。しかし、2008年7月27日、ケアベアとストロベリー・ショートケイクの権利を同年9月30日クッキー・ジャー・エンタテインメントに売ることを発表した。2008年11月現在、契約がうまくいったかどうかは不明である。しかし、2008年11月、アメリカン・グリーティングスがケアベアのデザインのマイナーチェンジを行うと発表した。
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