クーリック時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 09:54 UTC 版)
「CBSイブニングニュース」の記事における「クーリック時代」の解説
ラザーの後任として日曜の政治討論番組『フェイス・ザ・ネイション』ホストのボブ・シーファーが暫定的にアンカーを担当したが、2006年4月5日、CBSはこれまで有力候補とされていたNBCのモーニングニュースショー『トゥデイ』の女性アンカー、ケイティ・クーリックが『トゥデイ』を5月末に降板し、『CBSイブニングニュース』のアンカーになることを正式に発表する。3大ネットワークの全国ニュース番組で女性が単独アンカーを務めるのはアメリカテレビ史上これが初めてとされ、注目された。 ジャーナリスト経験が浅いクーリックの起用に関しては賛否両論が起きたが、2006年9月5日にクーリックが平日版の新アンカーに就任した結果、視聴率で『NBCナイトリーニュース』と『ABCワールドニュース』を抜いてトップに立つなどして当初は一応の成功を収める。しかし、懸念が的中したのか、すぐに定位置の「視聴率3位」に逆戻りし、前述の2番組に大きく水をあけられることとなった。 2006年から2009年まで、平日版オープニング時に流れる「This is the CBS Evening News with Katie Couric.(日本語訳:「ケイティ・クーリックがお伝えする『CBSイブニングニュース』の時間です」)」というタイトルコールは、平日版の元アンカーであったクロンカイトの声を使用していた。2009年7月のクロンカイト逝去後もしばらく使用されていたが、2010年1月2日の放送を最後にクロンカイトのタイトルコールは使われなくなった。なお、クロンカイトのタイトルコールが最後に使用された日、クーリックは休日で、アンカーは代理が担当していた。 2008年7月28日放送分からはハイビジョン制作となる。
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