クラブライセンス問題
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「日本フットサルリーグ」の記事における「クラブライセンス問題」の解説
2021年3月7日、F2優勝チームのトルエーラ柏(現:SHINAGAWA CITY FUTSAL CLUB)に対しF1ライセンス不交付(F2ライセンスの交付)の旨がFリーグよりニュースリリースされた。 これを受け、トルエーラ柏の選手・関係者が手に黒い点を書き、被害を無言で訴える「ブラックドットキャンペーン」の写真をSNS上に投稿(現在は削除)。現在までにFリーグ・トルエーラ柏からライセンス不交付の理由に関する説明はなく、Fリーグファンの間では、詳細な説明・ライセンス基準の公開を求める声とともに、様々な憶測・噂が飛び交う事態となっている。 2021年3月16日、Fリーグがトルエーラ柏の「ブラックドットキャンペーン」について、投稿を行った選手・関係者に対し第三者を交えてのヒアリングを行い、投稿の意図や背景、目的等の事実関係を調査することを発表。またクラブライセンス制度に関する今後の対応についても現在協議中で改めて報告されるとのこと。 また2021年4月、ヴォスクオーレ仙台に対しても「F2ライセンス保留(リーグ活動休止)」のライセンス結果が発表され、事実上リーグライセンス不交付となる事例があった。同クラブは2020-21シーズン(F2ライセンス交付→その後財政上の都合により参加見送り)までの運営母体である「株式会社ヴォスクオーレ仙台」の債権者によって、クラブエンブレム・ロゴなどの商標権が差し押さえられており、それが解除されない場合はFクラブ(リーグ戦)のエンブレム・ロゴなどの使用が認められず、F2復帰も認められないためとしており、2021-22年シーズン開幕当初はF2リーグへの復帰ができなくなったとしている。 いずれのケースでFリーグクラブライセンスに関して明文化されていないことを問題視している。 これらの事から、2021-22年シーズンからリーグ公式HPにおいてクラブライセンスの概要が公表されるようになった。 それによると、開催会場はFリーグクラブ主管公式試合:固定席1,000人以上(可動席含む) と、あるが、トルエーラ柏がしながわシティとして改名・移転した本拠地の品川区総合体育館の場合、固定観客席は318席しかないなど、矛盾も見受けられる。
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