クラブミュージックのジャンルとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 23:19 UTC 版)
「ベース・ミュージック」の記事における「クラブミュージックのジャンルとして」の解説
イギリス発祥で、2stepやUKガラージから発展した、重低音でリズミカルなベース音が特徴的なジャンルの包括的な総称。 サブジャンルとしてドラムンベース、ダブステップ、トラップ、ベース・ハウス、グライムなどが含まれる。2000年代半ば頃から、こうしたサブジャンルをまたいでミックスするDJたちにより呼称されるようになった。 2010年代からはイギリスにとどまらず、EDMブームとともに世界的に知れ渡った。2010年代中頃にはメインストリームEDMの似たようなビートに聴き飽きた若者に、ベース・ミュージックの多様でジャンルレスな音が受け、大型フェスなどでも、トラップやダブステップをかけるDJが増えた。 ベース・ミュージックはUKベースと同義語であるが、もはや世界中でブームとなり、DJスネイク(英語版)(フランス出身)、Skrilex、Jauz(英語版)(共にアメリカ出身)、Alison Wonderland(オーストラリア出身)など、世界中からヒットが産まれだし、トップチャートやヒップホップチャートにもベース・ミュージックの影響が見受けられるようになる。 また、ゆっくりとしたハウスにメロディックにうねるベースが特徴のフューチャーウェーブや、トラップにメロディックで心地よいシンセ音を入れ、キャッチーながら未来的な音のフューチャーベースといった新たなベース・ミュージックのサブジャンルも生まれ、日本でも中田ヤスタカ、DEAN FUJIOKA、2019年には宇多田ヒカル(Skrilexと共作)などが楽曲を発表している。
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