ギ酸ベンジルとは? わかりやすく解説

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ギ酸ベンジル

名称ギ酸ベンジル
英名benzylformate
別名
化学式C8H8O2
香りジャスミン
状態l (無色)
融点
沸点203
比重1.081(d20/4)
性質エタノール有機溶媒可溶に微溶
用途ジャスミンネロリガーデニアカーネーションなどの変調剤,香味料
有機性160
無機75
分子データ
» 「動く分子事典」の分子モデル表示の特性について、「生活環境化学の部屋」より補足説明をいただいております。

ギ酸ベンジル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 02:38 UTC 版)

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ギ酸ベンジル
Benzyl formate[1]
識別情報
CAS登録番号 104-57-4
特性
化学式 C8H8O2
モル質量 136.15 g mol−1
外観 無色の液体
匂い 果実香
沸点

201 °C, 474 K, 394 °F

への溶解度 水に不溶
アルコールに可溶
危険性
引火点 94 °C (201 °F; 367 K)
半数致死量 LD50 1400mg/kg<(ラット、経口)
関連する物質
関連する異性体 C8H8O2を参照
関連物質 酢酸ベンジル
クロロギ酸ベンジル
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ギ酸ベンジル(ギさんベンジル、: Benzyl formate)はベンジルアルコールギ酸が縮合したエステルである。

性質

常温ではジャスミン様のフルーティ・フローラル・グリーン・ハーバル香を持つ無色の液体である。天然にはクランベリーなどに含有する。ジャスミンなどの調合香料に使われるほか、チェリー、アップル、ナッツ、アーモンド、ラズベリー、ストロベリーなどの食品用フレーバーとして2.4~12ppmほど使用される[3]。日本の消防法では危険物第4類第三石油類に該当する[1]

出典

参考文献




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