キノコ中毒とは? わかりやすく解説

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キノコ中毒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 00:03 UTC 版)

キノコ中毒(キノコちゅうどく)では、キノコを摂食したことによる食中毒について解説する。ただし本項では、キノコを食材として用いた料理が、食中毒の原因となる細菌などにより汚染されたことなどによって発生し得る食中毒については省略する。


注釈

  1. ^ ニセクロハツの中毒の主要因が横紋筋融解であることが判明したのは近年のことであり、2005年から2007年にかけてニセクロハツの中毒による死亡事故が発生し、2009年の論文で毒性成分が発表されている[5]。一方、「溶血障害、心機能不全型」という分類は2006年の資料に基づいている[1]
  2. ^ 学名はMacrolepiota neomastoidea。オオシロカラカサタケと同じくハラタケ目ハラタケ科に属する[9]
  3. ^ 学名はTricholoma giganteum。ハラタケ目キシメジ科に属する[12]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 毒キノコによる食中毒にご注意ください”. 食品安全委員会 (2016年11月9日). 2019年3月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 山浦由郎 2010, p. 322.
  3. ^ a b c d e f g h i 山浦由郎 1993, p. 113.
  4. ^ 山浦由郎 1993, pp. 113, 114.
  5. ^ a b c 橋本貴美 et al. 2009, p. 600.
  6. ^ 橋本貴美 et al. 2009, pp. 600, 601.
  7. ^ a b 自然毒のリスクプロファイル:カエンタケ(Podostroma cornu-damae), ニクザキン科ツノタケ属”. 厚生労働省. 2019年3月11日閲覧。
  8. ^ Yoko Saikawa; Hiroki Okamoto; Taichi Inui; Midori Makabe; Toshikatsu Okuno; Takashi Suda; Kimiko Hashimoto; Masaya Nakata (2001-09-24). “Toxic principles of a poisonous mushroom Podostroma cornu-damae”. Tetrahedron 57 (39): 8277-8281. doi:10.1016/S0040-4020(01)00824-9. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0040402001008249?via%3Dihub. 
  9. ^ a b c 山浦由郎 1993, p. 114.
  10. ^ a b c 山浦由郎 1993, p. 114, 115.
  11. ^ a b c d e f g h i j k l 山浦由郎 1993, p. 115.
  12. ^ ニオウシメジ”. 群馬県立自然史博物館. 2019年4月3日閲覧。
  13. ^ a b 山浦由郎 2010, p. 319.
  14. ^ a b c 登田美桜 et al. 2012, p. 106.
  15. ^ a b c 山浦由郎 2010, p. 321.
  16. ^ 登田美桜 et al. 2012, p. 112.
  17. ^ a b c 登田美桜 et al. 2012, p. 114.


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