モエギタケ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 10:26 UTC 版)
モエギタケ科 (Strophariaceae) は、ハラタケ目に分類されるキノコの科のひとつ。優れた食菌も多いが、一方では強い毒を持つニガクリタケや、幻覚性のあるシビレタケ属のキノコも分類される。そのほとんどが半陰性の腐生菌であるため、日当たりの悪い湿気た場所に群生する。傘の裏側はヒダ状で、つばとつぼは明確でないものが多い。胞子は大部分の種で平滑。胞子紋は暗色系のものが多いが、紫色や黄褐色、黒錆色のものまで様々で、あまり共通性はない。子実体の色彩も多様である。幼菌時にはぬめりの強い種が多いが、それも特に共通ではない。
- ^ 岡久美子、西田麻理奈、長澤栄史 ほか、ニガクリタケおよびモエギタケ科属種子実体における毒成分ファシキュロールEの生産性 日本きのこ学会誌 22巻 (2014-2015) 4号 p.147-152, doi:10.24465/msb.22.4_147
- 1 モエギタケ科とは
- 2 モエギタケ科の概要
- 3 参考文献
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