カルテVII 「白い正義」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 07:59 UTC 版)
「ブラック・ジャック (OVA)」の記事における「カルテVII 「白い正義」」の解説
白拍子泰彦(しらびょうし やすひこ) 声 - 水島裕 東西大学病院の第一外科医局長で完璧主義者。大学剣道部OBで、現役時代は三連覇した。無免許医であるBJに国際医師免許を与えようとするスタンフィールド教授の提案に激しく反発する。婚約者のキャサリンから戦地でのをBJの悪環境での手術・人体に対するアプローチ・患者を尊う行いを称賛する手紙を受けとるが、BJのその行いをロマンで人は救えないと一蹴していた。技術はBJにして「悪くない」と言われるほどに高いが、最新技術の医療機器に頼った部分があり、最新機器では患者を傷つけてしまう状況に追い込まれ、BJと執刀医を交替、経験の違いを見せつけられると同時に手術は医師の為では無く患者の為の物だと気づかされる。後にBJへの国際医師免許の交付に賛同する。 キャサリン 声 - 潘恵子 白拍子の婚約者。結婚式を半年延期までして、内戦の勃発したアデンタールに医療ボランティアに行く。そこで出会ったBJの技術の高さと患者の命を尊重する手術の手腕に心酔する。 スタンフィールド教授 声 - 村松康雄 キャサリンの学生時代の恩師で心臓外科の重鎮。BJの手術後に内戦中のアデンタールにヘリの手配を行い、迎えをよこしてくれた。劣悪な環境で行われたカレンの処置に対し自身が行ってきたどの手術よりもパーフェクトと語り、医者として嫉妬を覚えると称しながらも絶賛していた。BJへの国際医師免許の交付を国際医師連盟特別委員会にて提案する。医師会の権威でありながら無免許医である筈のBJの技術や患者に対する姿勢を高く評価する柔軟な思考を持った人格者。 パターソン 声 - 大友龍三郎 ニューヨークマフィアの親分。孫のカレンの治療をBJに依頼する。ピノコをカラオケに連れて行くなど人情味がある。敵対勢力の襲撃を受け、重傷を負うもBJの手術により一命を取り留める。 カレン・アラビス 声 - 仲尾あづさ パターソンの孫娘でファロー四徴症を患っている。戦地で悪環境の中BJの手術により回復、NYのスタンフィールド教授のいる病院に移送される。命を救ってくれたBJの事をアデンタールの伝承に出てくる砂漠の英雄ラパンドゥと比喩し慕う。 サランダ・アラビス 声 - さとうあい カレンの母親。難民キャンプで死にかけのカレンを抱えて精神錯乱を起こしていた。娘の回復により彼女もまた回復する。 ブロンソン 声 - 宝亀克寿
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