オスフロネムス科とは? わかりやすく解説

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オスフロネムス科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 20:22 UTC 版)

オスフロネムス科
ジャイアントグラミー Osphronemus goramy
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
キノボリウオ目(アナバス目) Anabantiformes
亜目 : キノボリウオ亜目 Anabantoidei
: オスフロネムス科 Osphronemidae
学名
Osphronemidae Bleeker1859
シノニム

Belontiidae
Luciocephalidae
Polyacanthidae

亜科

オスフロネムス科(オスフロネムスか; オスフロネームス科とも[1])は、スズキ目キノボリウオ亜目の科である。インド洋と西太平洋縁海熱帯域に住む淡水魚で、熱帯魚グラミーなどが含まれる。

分類史

かつては、1属3種を含むだけの小さな科だった。しかし2006年、J. S. Nelson による魚類分類の改正で、ゴクラクギョ科 Belontiidae が統合された。命名規約上オスフロネムス科の名が優先されたが、旧ゴクラクギョ科はオスフロネムス亜科以外の3亜科に相当し、オスフロネムス科の種の大半は旧ゴクラクギョ科である。

また以前は、ゴクラクギョ科の一部をトガリガシラ科 Luciocephalidae とすることもあった。現在のトガリガシラ亜科にあたる。

トウギョ科 Polyacanthidae の名でも呼ばれる。

分類

脚注

  1. ^ オスフロネームス (岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)). 2020年1月7日閲覧。

オスフロネムス科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 01:18 UTC 版)

キノボリウオ亜目」の記事における「オスフロネムス科」の解説

オスフロネムス科(オスプロネムス科) Osphronemidae は4亜科1486種で構成され南アジアから東南アジアにかけて分布する。オスフロネムス亜科以外はかつてトウギョ科 Belontiidae に分類されていた。 オスフロネムス亜科 Osphroneminae - 東南アジア分布し、1属4種からなる側線は1本で、前鋤骨口蓋骨の歯を欠く。オスフロネムス属 Osphronemus - ジャイアントグラミー ベロンティア亜科 Belontiinae - 1属2種を含む。ベロンティア属 Belontia ゴクラクギョ亜科 Macropodinae - 6属60種が記載される45種を含むベタ属一部には口内保育習性がある。ベタ属 Betta ゴクラクギョ属 Macropodus - ゴクラクギョ・タイワンキンギョ マルプルッタ属 Malpulutta パロスフロメヌス属 Parosphromenus - リコリスグラミー シュードスフロメヌス属 Pseudosphromenus トリコプシス属 Trichopsis - ピグミーグラミー・クローキンググラミー トガリガシラ亜科 Luciocephalinae - マレー半島および周辺島嶼分布し、6属20種で構成される。トガリガシラ属はかつて独立の科として扱われ背鰭臀鰭棘条を欠くなど形態学的な差異大きい。コリサ属 Colisa - ドワーフグラミー クテノプス属 Ctenops トガリガシラ属 Luciocephalus パラスファエリクチス属 Parasphaerichthys スファエリクチス属 Sphaerichthys - チョコレートグラミー トリコガステル属 Trichogaster - パールグラミー・スリースポットグラミー

※この「オスフロネムス科」の解説は、「キノボリウオ亜目」の解説の一部です。
「オスフロネムス科」を含む「キノボリウオ亜目」の記事については、「キノボリウオ亜目」の概要を参照ください。

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