コリサ属 Colisa
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 06:00 UTC 版)
ドワーフグラミー 学名 Colisa lalia、英名 Dwarf gourami。全長 6 cm程度。パキスタン、インド、バングラデシュの淡水に分布し、水草の茂った緩い流れなどに生息する。オスが美しい。褐色の地色に、多数の青い横縞が入り、地色部分はさらに赤みがかる。頭部からえらぶたにかけては青い光沢が発色する。メスは地味な灰色で、青とオレンジ色の横縞は弱い。水面の浮草などに泡巣をつくり産卵する。 最もよく流通している種で、発色の傾向の異なる多くの変種、品種が流通している。 オレンジ色の発色が強くなる系統はオレンジドワーフ、レッドドワーフ、サンセットなどの名で呼ばれるものが、逆に全身が青くなる系統のものは、パウダーブルードワーフ、ネオンドワーフ、ブルー、コバルトブルーなどと呼ばれるものがある。 ハニーグラミー 学名 Colisa chuna = Colisa sota。全長5 cm。インド、バングラデシュに分布。普段は地味な灰褐色だが、繁殖期のオスは顔面から体の下面は黒、それ以外がオレンジ色に発色する。ハニードワーフグラミー Colisa sota はもともとメスに誤って付けられた名前である。体色が明るい黄白色の品種 ゴールデンハニードワーフがある。トリコガステル属 (Trichogaster) とすることがある。 シクリップグラミー 学名 Colisa labiosus。レッドグラミーとも。7 cm。ミャンマー。トリコガステル属 (Trichogaster) とすることもある。
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