レッドグラミー

熱帯魚写真館

レッド・グラミー

通称：レッド・グラミー

学名：Colisa labiosa ver.

分布：改良品種

サイズ：約８～１０ｃｍ

水温：２２～２８度（２２～３２度）

ｐＨ：６．０～７．５（４．０～８．０）

水温、ｐＨは最適な値と共に、（）の中にある値は飼育可能な適応範囲を表しています。 熱帯魚は生き物ですので、数値はあくまで参考程度としてお考えください。

特徴

レッド・グラミーはシックリップ・グラミーを元に改良された品種で原種から青いバンド模様を取り除いた赤一色になる改良品種です。　 輸入されて間もない状態では艶やかな赤色をしていますが、アスタキサンチンを多く含む色揚げ飼料を与えないと 色が本来の色に近い薄くなる傾向にある為、体色を維持したい場合は飼育には色揚げ飼料を中心に与えて育てると良いでしょう。　 グラミーの仲間としては中型種の為、45cm以上の水槽を用意して飼育するのが好ましいと言えます。

飼育について

餌についてはフレークフードなどの人工飼料から冷凍赤虫などまで何でもよく食べるため、餌に困ることはありません。　 繁殖は本種は輸入される個体の多くが若魚であることが多い為、しばらく育てる必要がありますが、成熟すると雄が 泡巣を作り産卵するバブルネストビルダーと呼ばれるタイプで雄が卵や稚魚を守ります。　 グラミーの仲間は産卵までは容易に行える種類が多いものの、稚魚が非常に小さく、初期飼料が インフゾリアなどの極小サイズの飼料が必要の為、育成は難易度の高い魚です。