entire
「entire」の意味
「entire」という単語は、全体の、完全な、すべてのといった意味を持つ形容詞である。何か全体にわたることや、部分ではなく全体を指す場合に用いられる。例えば、「entire building(全体の建物)」や「entire process(全プロセス)」のように使われる。「entire」の発音・読み方
「entire」の発音は、/ɪnˈtaɪər/であり、IPAのカタカナ読みでは「イントァイア」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「エンタイア」と読むことが一般的である。「entire」の語源
「entire」の語源は、ラテン語の「integer」に由来する。この言葉は、「完全な」や「無傷の」といった意味を持ち、中世ラテン語で「integrum」、古フランス語で「entier」となり、最終的に英語の「entire」という形になった。「entire」の類語
「entire」にはいくつかの類語が存在する。例えば、「whole」、「complete」、「total」、「full」などが挙げられる。これらの単語も同様に、全体を表す意味で使用されるが、ニュアンスや文脈によって使い分けが必要である。「entire」に関連する用語・表現
「entire」に関連する用語や表現として、「entirely」、「entirety」などがある。「entirely」は副詞で、「完全に」や「全く」という意味を持つ。一方、「entirety」は名詞で、「全体」という意味で用いられる。「entire」の例文
1. The entire team worked together to complete the project.(全チームが一丸となってプロジェクトを完了させた。) 2. She read the entire book in one day.(彼女は1日でその本全体を読んだ。) 3. The entire city was affected by the power outage.(停電により、全市が影響を受けた。) 4. We spent the entire day at the beach.(私たちは一日中ビーチで過ごした。) 5. The entire process took longer than expected.(全プロセスが予想よりも長くかかった。) 6. The entire building was evacuated due to the fire.(火事のために全体の建物が避難された。) 7. The entire collection of paintings was donated to the museum.(絵画の全コレクションが美術館に寄贈された。) 8. The entire staff attended the meeting.(全スタッフが会議に出席した。) 9. The entire area was covered in snow.(その全域が雪で覆われていた。) 10. The entire shipment arrived on time.(全出荷が予定通りに到着した。)実逓便
(エンタイア から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/15 01:21 UTC 版)
 
   実逓便(じっていびん)とは実際に郵便物として扱われた封筒やはがきのうち、二次加工がなされていないものをいう。これらは郵便史を研究する上での重要な遺物であるとともに、切手収集家にとっても欠くことのできない収集対象となっている。
定義
近年の日本では「実逓便」の類義語である「エンタイア(エンタイヤ、英語: entire)」が同一の言葉として用いられている[1]が、オットー・ホルヌンクの『図解切手収集百科事典』によれば次のように定義される。実逓便のうち、1枚以上の郵便切手が貼付されているものをエンタイアと呼ぶ[2]。これに対し切手が貼付されていない郵便物、例えば一部の軍事郵便などは軍人が野戦郵便局から差し出す郵便物は切手の貼付を要せずに郵便物として差し出すことができたが、このような郵便遺物は実逓便ではあるものの、切手が貼付されていないために厳密にはエンタイアとは呼ばない。
また官製はがきのように郵便料金の支払済を明示する部分があらかじめ印刷されたものを郵趣家は一般にステーショナリー(英語: stationery)と呼ぶが、これらが実際に郵便物として扱われれば実逓便であるとは言えるものの、別途切手が貼付されていなければエンタイアとは呼ばない。しかしステーショナリーに切手が追加貼付された実逓便であれば、これをエンタイアと呼ぶことができる[2]。
このように実逓便という言葉は本来、エンタイアを含む郵便遺物の総称である。しかし日本最大の郵趣組織である日本郵趣協会も1974年以降は「実逓便」と「エンタイア」を同一視しているため、日本においては事実上、この2つの言葉を分けて扱う必要がなくなっている。
なお、実際に郵便物として扱われた封筒や帯封であっても、郵便日付印(消印)が押印されていないものについては郵便として扱われた事実を証明することができないため、通常は実逓便の範疇から除外される。
実逓便の意義
実逓便は、単純にその郵便物がいつどこで差し出され、どこに配達されたかを示すだけでなく、その送達経路や切手の使用方法などを調査することで当時の郵便事情や社会情勢をうかがい知ることができる遺物である。また郵趣家にとっては郵便切手の使用例を示すものとして、重要な収集対象となっている。
出典
 
関連項目
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