エンジンバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/07 02:53 UTC 版)
「フォード・コスワース・HBエンジン」の記事における「エンジンバージョン」の解説
HBエンジンは「HBシリーズ-」のように後ろにローマ数字を振ってバージョンを示している。1993年まで毎年ワークスチームに新型が投入され続けた。 HBシリーズI ベネトン(1989年) HBシリーズII ベネトン(1989年) HBシリーズIII ベネトン(1990年)、ジョーダン(1991年) HBシリーズIV ベネトン(1990年 - 1991年)、ジョーダン(1991年) HBシリーズV ベネトン(1991年)、ロータス(1992年)、フォンドメタル(1992年)、マクラーレン(1993年)、シムテック(1994年) HBシリーズVI ベネトン(1991年,1993年)、ロータス(1993年)、ミナルディ(1993年〜1994年)、シムテック(1994年) HBシリーズVII ベネトン(1992年 - 1993年)、マクラーレン(1993年)、ミナルディ(1994年)、ラルース(1994年) HBシリーズVIII ベネトン(1993年)、マクラーレン(1993年)、フットワーク(1994年)、 最新型エンジンは基本的にワークス契約を結んでいたベネトンに供給され、カスタマー供給のチームには原則ワークスの1〜2バージョン落ちのスペックのエンジンが供給された。しかし、1993年はベネトン、マクラーレン、フォード3者の合意により、第9戦イギリスGPからはマクラーレンへもワークス供給の体制が取られた。 シリーズVIとシリーズVIIIについては、それぞれシリーズV、シリーズVIIの高回転型仕様として開発されたこともありピーキーなトルク特性を持つため、供給を受けるチームではサーキットの特性により使い分けが行なわれた。
※この「エンジンバージョン」の解説は、「フォード・コスワース・HBエンジン」の解説の一部です。
「エンジンバージョン」を含む「フォード・コスワース・HBエンジン」の記事については、「フォード・コスワース・HBエンジン」の概要を参照ください。
- エンジンバージョンのページへのリンク