コミュニティーエンジンとは? わかりやすく解説

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コミュニティーエンジン株式会社

事業区分
本社所在地 151-0053
東京都 渋谷区 代々木4-31-8 スクウェア・エニックスビル6階
企業URL http://japan.zdnet.com/company/20170370/


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コミュニティーエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 06:21 UTC 版)

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コミュニティーエンジン株式会社
Community Engine Inc.
種類 株式会社
略称 CE
本社所在地 151-0053
東京都渋谷区代々木4丁目31番8号
スクウェア・エニックスビル6階
設立 2000年5月
業種 情報・通信業
事業内容

ミドルウェア開発
ソフトウェア開発
技術コンサルティング

グラフィックデザイン業務
代表者 代表取締役/CEO 中嶋謙互
資本金 2,550万円
従業員数 40人(2007年8月時点)
主要株主 スクウェア・エニックス・ホールディングス58.83%
中嶋謙互41.17%
外部リンク コミュニティーエンジン株式会社
特記事項:2010年9月30日付けの株主総会の決議により解散[1]
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コミュニティーエンジン株式会社Community Engine Inc.)は、主にネットワークを用いた事業を展開していた株式会社。2010年9月30日付けの株主総会の決議により、解散した[1][2]

スクウェア・エニックスグループに属していた。

運営目的として「人間の遊び心と創造性を、引き出し、組み合わせ、増幅する術を開発すること。[3]を掲げており、その事業内容は多岐に渡っていた(詳しくは事業内容の項を参照)。

中国に子会社(稀億網絡軟件(北京)有限公司)を有していたが、2007年2月15日に解散している[4]

事業内容

前述の通り、事業内容は多岐に渡るが、主だったものには以下のものがある。

  • ネットワークミドルウェアVCEの開発
  • 統合型ミドルウェアWorld Synthesizerの開発
  • 環境シミュレーターgumonjiの開発、運営

VCE

ネットワークを用いたオンラインアプリケーション開発のためのミドルウェア。以前はVirtual Community Engineと呼ばれていたものだが、公式サイト上ではVCEという表現に統一されている。「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー(SPOTY)2007」(システム・基盤分野)受賞[5]。2007年12月現在23のアプリケーションに採用されており、VCEを使うと約100人月以上の開発コストを削減できると言われている[6][7]。2008年1月28日現在、最新版はVCE 2.1.0。

ユーザー登録をすれば、Community Engine Plusから無料評価版がダウンロード可能。

主な採用実績

World Synthesizer

2008年にリリース予定のネットワークゲームを開発するためのミドルウェア。VCEは主に通信部分に特化したミドルウェアであったのに対し、World Synthesizerはネットワークゲーム開発のための統合的環境を提供する。

名前の由来は、代表取締役である中嶋謙互の提唱する「ワールドシンセサイザー」[8]であると考えられるが、同じものであるかは不明。

大きな特徴として、異なるプラットフォーム間で動作するネットワークゲームの構築が容易になったことが挙げられる。また、各機能はコンポーネント別に分かれており、必要なコンポーネントを組み合わせて使うことができる。

gumonji

gumonji2006
ジャンル 環境シミュレーター
対応機種 Windows 2000/XP
開発元 コミュニティーエンジン
運営元 コミュニティーエンジン
バージョン gumonji2006
人数 多人数型
メディア ダウンロード
運営開始日 2006年1月26日
利用料金 無料
対象年齢 全年齢
デバイス キーボード, マウス
必要環境 OS:Microsoft Windows 2000/XP
CPUCeleron 1.5GHz 以上
VGA:NVIDIA GeForce2 MX (VRAM 32MB)相当
画面解像度:850×750 以上
RAM:512MB以上
HDD:60MB以上
DirectX:8.1以降
インターネット回線:ブロードバンド回線
使用ポート番号:TCP/12421、23432
推奨ブラウザ環境:Internet Explorer 6、Firefox 2
テンプレートを表示

コミュニティーエンジンが開発・運営していた環境シミュレーター。オンラインゲームに分類されることもある[9]キャッチコピーは『いじれてつながるダイナミックな環境シミュレーター』である[10]

脚注

  1. ^ a b 国立印刷局 (2010年10月14日). “号外”. 官報: p. 119. http://kanpou.npb.go.jp/20101014/20101014g00215/20101014g002150119f.html 2010年10月14日閲覧。 
  2. ^ ソーシャルゲーム情報 (2010年10月19日). “「VCE」で有名なコミュニティーエンジンが解散【追記あり】”. 2010年12月18日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ コミュニティエンジン株式会社. “会社概要”. 2007年12月4日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ コミュニティエンジン株式会社. “ニュース”. 2008年3月26日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ 情報処理推進機構. “ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007の発表について。”. 2007年12月4日閲覧。[リンク切れ]
  6. ^ コミュニティエンジン株式会社. “採用実績”. 2007年12月4日閲覧。[リンク切れ]
  7. ^ コミュニティエンジン株式会社. “VCEで開発がどれくらい楽になりますか?”. VCEについてのよくある質問. 2007年12月4日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ Game Watch. “コミュニティエンジン中嶋謙互氏が語る究極の環境シミュレータの展望”. CEDEC2005レポート. 2007年12月4日閲覧。[リンク切れ]
  9. ^ TeT. “「gumonji」が復活 「gumonji2006」のβテストが1月26日に開始”. 4Gamer.net. 2008年3月26日閲覧。
  10. ^ コミュニティエンジン株式会社. “gumonjiの世界へようこそ”. gumonjiとは. 2008年3月26日閲覧。[リンク切れ]


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