エクサ
エクサとは天文学や原子物理学などの分野で使われている国際単位のひとつで、10の18乗(100京)を意味する最大限の単位である。スポーティで先進のイメージ、従来のクーペの概念を超える魅力を秘めたクルマ、として命名した。初代モデルはパルサー・エクサの名で、パルサーのクーペ版として1982年4月に世に出た。タイミングは、2代目パルサー登場のときだった。3ボックスクーペで、リトラクタブルヘッドランプがスペシャリティらしさを感じさせた。エンジンは1.5Lを搭載。
86年10月の2代目から、独立したモデルになった。2ドアボディの後半部分をモジュール化したところがユニークで、上部を取り替えることによりクーペにもハッチバックにもなるようにつくられていた。ただし当時の法規では互換性をもたせることは許されず、取付け方法も異なっていた。FF車で、エンジンは1.6Lツインカム。ハッチバック型はキャノピーと呼んだ。初代と同じくリトラクタブルヘッドランプを採用。クーペのリヤスポイラーにハイマウントストップランプが付いたのが目新しかった。
88年5月、日米2つのデザイン大賞受賞を記念して、車種追加。89年4月にも新車種を設定した。そのあとは変更なく、90年8月をもって生産終了。
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