エキサイティング競馬 (福島テレビ)とは? わかりやすく解説

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エキサイティング競馬 (福島テレビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 15:01 UTC 版)

エキサイティング競馬(エキサイティングけいば)は、福島テレビ福島競馬の第3場開催時に放送している競馬中継のテレビ番組

概要

2003年までは競馬中継(日曜)・土曜競馬中継(土曜)という番組名で放送されていたが、2004年より現在の番組名となった。

福島競馬の実況は自局のアナウンサーが担当。それ以外の競馬場のレース実況は、土曜はテレビ東京KBS京都、日曜はフジテレビ関西テレビの実況を使用している。主場開催となる7月の日曜日の実況も原則として福島テレビのアナウンサー(下記参照)が担当する。また、2024年まで「東日本女子駅伝」の日と福島競馬の開催が重なった場合はフジテレビ系列局からアナウンサーを派遣することもある。

福島競馬が主場開催の場合や、その他の開催(東京中山・夏季新潟競馬)は「ウイニング競馬」(土曜)・「みんなのKEIBA2007年12月まではスーパー競馬2009年12月まではみんなのケイバ)」(日曜)が放送される(それらの場合、著作はキー局にあるがFTVも技術協力として制作に参加)。日曜開催分に関しては「みんなのKEIBA」の番宣CMからテロップを差し替えたものが使われている[1](ナレーションやBGMはフジテレビと同じだが、差し替えを前提に予めフジテレビ側で番組名は入れておらず、ナレーションでも番組名を言っていない)。

またFNSの日やゴルフ中継などの特別番組を放送するために当番組や「みんなのKEIBA」が休止される時は、替わりに「ウイニング競馬」が福島中央テレビNNS系列)または福島放送ANN系列)で放送される場合もあった。

なお馬インフルエンザによる開催休止により、2007年秋の第3回福島競馬に代替開催として組み込まれた2日間(11月17日・18日)は「ウイニング競馬」(土曜)・「スーパー競馬」(日曜)が放送され、当番組の放送はなかった。

2008年第1回開催時から、HDでの中継を開始。HD大型中継車は仙台放送からレンタルして中継を行っている。

かつては、出馬表・オッズ・配当等の表示が番組独自のもの(東海テレビで使用したものと同じ)を使用していたが、2010年第1回開催時から2018年第3回開催時まで、「みんなのKEIBA」と同様のものになった。このためテレビ東京の競馬中継番組『ウイニング競馬』でもフジテレビ制作『みんなのKEIBA』のテロップ画面が放送されていた。2019年第1回開催から再び番組独自のものになった。

2011年東日本大震災により福島競馬場が被害を受けたため、全開催が中止となった[2]。また、この震災の影響により福島テレビでは関連ニュースを伝えたため3月19日・20日・26日・27日の競馬中継のネット受けを中止した[3][4]。そのため番組自体の放送もなかったが、実況アナウンサーは研修と他のFNSネット局との交流を兼ねて他の競馬場に応援出向する日があった(ただしそれ以前にも東海テレビ制作の競馬番組での実況の助っ人で、数年に1回程度ではあったが、中京競馬場で福島テレビのアナウンサーが実況することがあった)。

2021年福島県沖地震で福島競馬場が被害を受け開催が困難になったため、平年の第1回開催が中止になった[5]。そのため、当開催期間中の番組自体の放送も無くなったため、通常の放送日同様、土曜日はテレビ東京系、日曜日はフジテレビ系の中継内で行われる新潟競馬の中継のネット受け(土曜日・原則として新潟放送、日曜日・NST新潟総合テレビ制作。ただし土曜日でもBSNの編成の都合によりNST制作を放送したり、日曜日の特にGI開催日は放送構成の都合により新潟メインレースの放送を割愛することもある)は実施された。

放送時間

  • 土曜・日曜 15:00-16:00(福島競馬の従場開催時)

出演者

2024年秋の福島競馬時点

司会・アシスタント

実況アナウンサー

解説者

(参考)福島主場開催時のみんなのKEIBAの解説

過去の出演者

司会
  • 岩田雅人(福島テレビアナウンサー、2014年に同局を退社)
  • 山元香里(福島テレビアナウンサー、2007年に同局を退社)
  • 原國雄(福島テレビアナウンサー、2008年に同局を退社)
  • 関口由香里(福島テレビアナウンサー、2013年7月に同社を退社)
  • 名和田知加(福島テレビアナウンサー、2013年3月に同社を退社)
  • 若槻麻美(福島テレビアナウンサー、2015年4月に同社を退社)
  • 岡部玲子
  • 柳いろは
  • 藺草英己(福島テレビアナウンサー、2018年7月の人事異動において、アナウンサー職を離れた。)[8]
  • 伊藤亮太(福島テレビアナウンサー、2022年3月に同社を退社、4月よりNHK山形放送局アナウンサー)[9]
  • 坂井有生(福島テレビアナウンサー、2022年8月に同社を退社、日曜日担当)[8]
  • プリシラ彩華
実況アナウンサー
  • 金井淳郎(2005年に福島テレビを退社、現・圭三プロダクション所属のフリーアナウンサー
  • 高橋雄一(2006年7月1日付の人事異動において、営業業務局専任局長に就任したためアナウンサー職を離れた。2006年の七夕賞が最後の実況となった。2008年・定年退職とともに子会社・福島テレビエンタープライズ専属契約アナウンサー兼朗読教室講師となった。2012年に福島競馬場で開催されたイベント「実況マスターズ」で福島記念の実況を担当。6年ぶりのレース実況となった。)
  • 米田元気(2012年に福島テレビを退社し、ラジオNIKKEIに移籍。「中央競馬実況中継」に出演している)
  • 延増惇(2015年11月に退社。現在はテレビ朝日の記者)
  • 鈴木康一郎(2017年3月に退社。中京テレビに移籍)
  • 矢崎佑太郎(2024年11月退社。)
    • なお、当時の実況アナウンサーは、年数回のみではあるが、東海テレビの競馬中継の実況アナウンサーが出演困難になった場合に、助っ人で派遣してその番組で実況することもあった。

脚注

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