ウッドワードステークスとは? わかりやすく解説

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ウッドワードステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/29 01:07 UTC 版)

ウッドワードステークス
Woodward Stakes
主催者 ニューヨーク競馬協会
競馬場 ベルモントパーク競馬場
距離 ダート9ハロン
格付け G2
賞金 賞金総額50万ドル
出走条件 サラブレッド3歳上
負担重量 古馬 126ポンド(57.2キログラム
3歳馬 122ポンド(55.4キログラム)
牝馬 3ポンド(1.4キログラム)減
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ウッドワードステークスWoodward Stakes)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ベルモントパーク競馬場で10月初旬に行われる競馬競走である。

概要と歴史

1954年に創設された競走で、前年に亡くなったウィリアム・ウッドワード(元ジョッキークラブ会長)を記念したものである。創設時はハンデキャップ競走として施行され、以後何度か斤量条件が変更されている。また、1976年1977年1988年-1990年には名称をウッドワードハンデキャップ(Woodward Handicap)として開催されている。1991年以降は馬齢条件で行われている。

創設時はベルモントパーク競馬場で開催され、何度かアケダクト競馬場での移設開催を行い、2006年から2020年まではサラトガ競馬場で行われるようになった。2021年からは再びベルモントパーク競馬場で開催されることになった。これはもともとベルモントパークで9月下旬か10月初旬に行われていたジョッキークラブゴールドカップと8月下旬か9月初旬に行われていたウッドワードの時期を入れ替えた性質のものである[1]

創設時には8ハロン(約1600メートル)で施行されたが、翌年と翌々年には距離変更が行われたりと、何度も施行条件が変化した競走でもあった。最も長い距離で開催されていたのが1972年-1975年の期間で、12ハロン(約2400メートル)に設定されていた。1990年以降は9ハロンで固定され、現在に至っている。

2023年にはG2へ降格されることになった[2]

伝統の古馬重賞のひとつで、今までに同競走を連覇した馬が多数存在している。中にはフォアゴー(4連覇・1974年-1977年)やケルソ(3連覇・1961年-1963年)のような大記録もある。

また1980年のレースは、スペクタキュラービッドが単走で優勝した。

近年の勝ち馬

脚注

  1. ^ Jockey Club Gold Cup, Flower Bowl Shifted to Saratoga”. bloodhorse.com (2021年2月19日). 2021年2月20日閲覧。
  2. ^ ウッドワードSなど5レースが来年からG2格下げ、米G1は全97レースにJRA-VAN world、2022年12月17日配信・閲覧
  3. ^ 2014年レース結果 - racingpost、2014年9月9日閲覧

外部リンク

関連項目


ウッドワードステークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 13:58 UTC 版)

ドクターフェイガー」の記事における「ウッドワードステークス」の解説

世紀の対決と言われるダマスカス1967年年度代表馬)、ドクターフェイガー1968年年度代表馬)、バックパサー1966年年度代表馬)ウッドワードステークスでは、ドクターフェイガー対策として、ダマスカスバックパサー陣営ペースメイカー参戦させていた。その内の1頭、ヘッドエヴァーは1マイル世界記録保持馬で、両頭共にドクターフェイガーの両入っていた。 スタート直後からドクターフェイガーペースメーカーの3頭が猛烈な勢いで飛び出す。2頭は鞭を連打されていたが、ドクターフェイガー馬なり先頭奪い返し独走態勢移行した。2頭は先頭に立つため全力疾走に入るが、引き離され一方となってしまった。 しかし流石に前半競り合い響き直線ではダマスカス捕まり10馬身差の完敗となったドクターフェイガーバックパサーにも僅差交わされ、3着。しかし、追い込んできた4着馬には13馬身差もの大差をつけていた。

※この「ウッドワードステークス」の解説は、「ドクターフェイガー」の解説の一部です。
「ウッドワードステークス」を含む「ドクターフェイガー」の記事については、「ドクターフェイガー」の概要を参照ください。

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