ウスペンスキー寺院とは? わかりやすく解説

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ウスペンスキー‐じいん〔‐ジヰン〕【ウスペンスキー寺院】

読み方:うすぺんすきーじいん

[一]Uspenskiy soborУспенский собор》⇒ウスペンスキー大聖堂

[二]Uspenskin Katedraaliフィンランド首都ヘルシンキにある北欧最大ロシア正教会寺院ロシアの建築家、アレクサンデル=ゴルノスタイッフの設計により、1868年完成赤煉瓦(れんが)造り重厚なスラブビザンチン様式で、13個の黄金色キューポラ丸天井)がある。

ウスペンスキー寺院の画像
ウスペンスキー寺院(2)撮影Tomi Lattu http://goo.gl/qz9q52
ウスペンスキー‐じいんの画像 ウスペンスキー‐じいんの画像

生神女就寝大聖堂

(ウスペンスキー寺院 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 01:23 UTC 版)

生神女就寝大聖堂(しょうしんじょしゅうしんだいせいどう、Dormition Cathedral)は、生神女就寝祭[1][2]を記憶する正教会大聖堂ロシア語 Успенский Собор (ウスピェーンスキー・サボール) の前半部のカタカナによる転写からウスペンスキー大聖堂あるいはウスペンスキー寺院とも呼ばれる。これは「永眠」を意味するロシア語 успение, Успение (ウスピェーニエ) に由来する。従って、ロシア語に代表されるスラヴ語圏とは別の言語系統圏に属する正教会であるグルジア正教会ルーマニア正教会ギリシャ正教会などでは生神女就寝大聖堂のことを「ウスペンスキー大聖堂」とは呼ばす「生神女就寝」を表す各々の国語での表記を用いる。


  1. ^ 生神女(しょうしんじょ)とは「ギリシャ語「テオトコス」の訳語で、「ハリストス神を生んだ女性」であるマリヤのこと。」(正教会の手引 全国宣教企画委員会、215頁)
  2. ^ 生神女就寝祭とは生神女の永眠を記憶する祭であり、生神女就寝聖堂はこの祭を記憶する。聖母被昇天教義カトリック教会特有のものであり、正教会には存在しない教理であるため「被昇天」の語は用いられず、あくまで「就寝」との語を用いる。従って当記事で扱う正教会の聖堂に「聖母被昇天聖堂」等の訳を当てるのは誤りである。


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