ウォルター・スキナー(副長官):ミッチ・ピレッジ(全シーズン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 13:41 UTC 版)
「X-ファイル」の記事における「ウォルター・スキナー(副長官):ミッチ・ピレッジ(全シーズン)」の解説
モルダーとスカリーの上司。禿げ頭と眼鏡が特徴で鍛え上げられた屈強な肉体を持つ。X-FILE課は彼の管理する部署のひとつであり、モルダーの捜査の行き過ぎ(越権捜査や現場攪乱)と表向き彼を止める目的で送り込まれたスカリーが文字通り「ミイラ取りがミイラになった」(と見える)ことに頭を悩ませ、二人に釘を刺す。あくまで上司と部下の関係で、特に個人的な思い入れや嫌悪の情はなく常識の範疇で警告を発する。一方でモルダー、スカリーのいずれも優秀な捜査官であることは認めており、二人の捜査員としての立場を擁護する姿勢も見せる。基本的に超常現象否定派・懐疑派ではあるが、二人と衝突しつつ時にはX-FILE課に命を賭して協力することもある。そうした姿勢により、シーズンを経ていくことで「煙たい存在の上司」から「二人の心強い理解者」、更に「国家的陰謀に立ち向かう同志」へと徐々に変化していく。だが、そうしたスキナーの姿勢の変化が彼自身を危険へと追いやる。海兵隊出身で、18歳の時ベトナム戦争に従軍。戦闘中負傷し、臨死体験をする(第2シーズン「昇天Part3」)また、同戦争中、政府の極秘物資の輸送任務も行っている(第11シーズン「子猫」)。妻とは離婚しており、その後は一人暮らし(第3シーズン『化身』、第4シーズン「ツングースカPart1」、第4シーズン「ゼロ・サム」)。第6シーズンからはある事件をきっかけにクライチェックに命を握られることとなる(第6シーズン「S.R819」)。チーム解体後の第6シーズン「トライアングル」において、スカリーの無理な頼みに応じたところ、スカリーから(モルダーよりも先に)キスをされた。終盤、自身の目の前でモルダーがUFOに拉致されたことで超常現象肯定派へと変わり、スカリー達をバックアップする。かつてはシンジケートと近い存在であり、オフィスにCSマンが訪れたり連絡先を控えていた。またスカリーの命を救うために、CSマンに協力し隠蔽工作を行ったことがある(第4シーズン「ゼロ・サム」)。ローン・ガンメンとはスカリー失踪のどさくさでオフィスに乱入された際、モルダーからなし崩し的に紹介された。(第7シーズン「旅」)
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