ウィッフェンプーフス来日公演のコーディネーター
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「宮島将郎」の記事における「ウィッフェンプーフス来日公演のコーディネーター」の解説
ウィッフェンプーフス(The Whiffenpoofs)とは、米国イェール大学内の複数の合唱団から毎年選抜される精鋭14人による男声コーラスグループである。宮島が日本テレビで音楽番組を制作していた1980年のある日、高校の先輩から送られてきたWhiffenpoofsのレコードを聴き、「自分が大学でやった男声合唱と違う」「軽快で、楽しく、ハーモニーが美しい」と感銘を受け、このコーラスを日本に紹介しようと、1982年に来日したWhiffenpoofsをゲストに招き、1時間番組を2本作って放送した。 1983年に日本テレビを辞めてからも、来日公演のコーディネーターを毎年引き受け、ホストファミリーの斡旋や演奏会場の確保、チケット販売、演奏会マネジメント等の事務一切を若干のボランティアとともに2019年現在も行っている。入場料は有料であるが、収益は諸費用に回され宮島は無報酬である。過去38年間に来日し世話をしたメンバーは総勢532人(14人×38年)にのぼる。 この長年の功績により、宮島は2009年に米国ニューヘイブンのイェール大学キャンパス食堂Commonsで開催されたWhiffenpoofs創立100周年の記念式典に招かれ、グループに貢献した人物の表彰が行われたが、宮島は日本人でただ一人パンフレットに写真と紹介文が記載され、名前を呼ばれ大歓声で表彰を受けた。また、2019年10月11日のWhiffenpoofs創立110年記念行事にもホストファミリー11名とともに招かれ、宮島を知る歴代メンバー及びその家族も参加する晩餐会で大歓迎を受けた。その後、宮島はニューヨークのイェール大学同窓会員制ホテルYale Clubでのパーティーにも招かれ、メンバーたちから厚い祝福を受けた。
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