インターネットコミュニティ上の「たん」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 17:03 UTC 版)
「たん (接尾語)」の記事における「インターネットコミュニティ上の「たん」」の解説
インターネットコミュニティ上では、文字の制限や対象者を文中で使用する場合に敢えて敬称として使用する場合がある。この場合、対象者により意味合いが異なる。なお、ひらがな・カタカナの別や全角・半角の差違は特に定かではないとされる。また、対象者によっては「タソ(たそ)」とも書かれる場合もある。[要出典] キャラクター、あるいは幼い女子など、対象が「可愛い」ものとされるもの。愛着や絶賛に似たエールとされる。用法として「さくらタン」(カードキャプターさくら)、「エミリアたん」(Re:ゼロから始める異世界生活)「ブリジットタン」(ブリジット (GUILTY GEAR))「南美タン」(藤井南美)、「小絵タン」(半井小絵)、「しょこたん」(中川翔子)など。また、「○○タン萌え」は「萌え」という言葉で著名となった。 対象が「可愛い」ものとされない他者・第三者などに対して。「幼児性がある」など嘲笑の対象として使用される。 動植物や無生物・概念などに対する萌えキャラとしての擬人名。スターン (地名)とかけられる事もある。いわゆる「萌え擬人化」。用法として「あふがにすタン」・「ウィキペたん」・「ビスケたん」・「ハバネロたん」・「びんちょうタン」・「チハタン」・「はやぶさタン」「レキソたん」など。「~たん」という表現がオタク文化圏で定着したことにより、萌え擬人化の動きは大きく加速した。 自称の際に使用する。打ち間違い(タイプミス)の一種か、あるいは内部でのレッテルとして使用する。 2005年に佐藤ゆかり議員が「ゆかりタン」と一般のマスメディアでも報道されたのをきっかけに、一般にもこういった表記が浸透しつつある。「○○タン」は2005年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補となる60語にノミネートされた。 また、「たん」が主に女子やロリキャラに使われるのに対し、男子やショタキャラには「きゅん」が使われることもある。これは「くん("kun")」が正しく発音されないのが変化したものと思われる(神木きゅん、秋巳きゅん)。[要出典] キャラクター設定で性別が曖昧だったり、男子ながら女子的な可愛さを持っている場合などに、「たん」と「きゅん」を合成した「たゅん」という表記も稀に用いられる。[要出典]
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