アマハゲとは? わかりやすく解説

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あま‐はげ【あま剝げ】

読み方:あまはげ

火斑剝ぎ(あまみはぎ)の山形県遊佐(ゆざ)町での称。ケンダンよばれる(みの)装束を身につけた来訪神が、各戸をまわる。

[補説] 国指定重要無形民俗文化財また、平成30年2018)「来訪神 仮面仮装神々」の名称で、ユネスコ無形文化遺産登録された。


アマハゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 09:52 UTC 版)

アマハゲは、山形県飽海郡遊佐町吹浦の浦通り地区(女鹿、滝ノ浦、鳥崎)に伝わる小正月伝統行事遊佐の小正月行事(ゆざのこしょうがつぎょうじ)の名称で1999年(平成11年)12月21日に国の重要無形民俗文化財に指定され[1]2018年平成30年)11月19日にはユネスコ無形文化遺産に「来訪神・仮装の神々」として登録された。

概要

現在は毎年1月に行われ日ごとに違う。1日に滝ノ浦、3日に女鹿、6日に烏崎の各集落で行われる。秋田県男鹿半島なまはげによく似た民俗行事で、鬼の面をかぶったアマハゲが勤労を奨めたり、お年寄りの長寿を願う。

ナマハゲとの違い

ナマハゲは異形の仮面をつけるのに対し、アマハゲは鬼や翁の仮面をつける。また、「ケンダン」という藁を何重にも重ねた蓑を身にまとう。高い裏声を出しながら家々を巡るのが特徴的である[2]

脚注

  1. ^ 遊佐の小正月行事 山形の宝
  2. ^ 遊佐の小正月行事(アマハゲ) やまがた庄内観光サイト 遊佐の小正月行事(アマハゲ)

関連項目

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