アシシロハゼとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 魚類 > > アシシロハゼの意味・解説 

アシシロハゼ

学名Acanthogobius lactipes 英名:Whitelimbed goby
地方名ツシマハゼユリグズゴマハゼ 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目ハゼ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
マハゼ若魚に似るが、頬とえらぶたウロコがないこと、頭がやや小さいことなどで区別する淡褐色の体に暗褐色小さな斑紋密に分布し体側10本ほどの白色横帯がならぶ。内湾河口付近汽水域砂礫底にすむ。

分布:北海道九州沖縄朝鮮半島中国 大きさ:8cm
漁法:  食べ方:佃煮など

アシシロハゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 22:26 UTC 版)

アシシロハゼ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ハゼ亜目 Gobioidei
: ハゼ科 Gobiidae
亜科 : ゴビオネルス亜科 Gobionellinae
: マハゼ属 Acanthogobius
: アシシロハゼ A. lactipes
学名
Acanthogobius lactipes
Hilgendorf, 1879
英名
Asisirohaze

アシシロハゼ(あししろはぜ 足白鯊、脚白沙魚 Acanthogobius lactipes)は、汽水域から内湾に生息するハゼの一種である。ゴマハゼやツシマハゼとも呼ばれる。マハゼによく似ている。フランツ・ヒルゲンドルフによって新種記載された。[1]

分布

オホーツク海日本海瀬戸内海伊豆諸島を除く大隅半島以北の太平洋渤海黄海南西諸島を除く東シナ海、汽水域や内湾に生息する。霞ヶ浦のような淡水湖河川の下流でも見られることがある。砂底や砂礫底を好む。[2][1]

形態

全長8-10㎝。マハゼは18㎝ほどになるので区別可能。頭や鱗が比較的小さい。鰓蓋とには鱗がない。オスの第1背鰭の棘は糸状に伸び、メスの第1背鰭には黒色斑を有する。成熟すると白色の横帯が腹側に複数現れる。臀鰭条数は9-10、背鰭条数は10-11、胸鰭条数は18-19、縦列鱗数は34-37。[2]

生態

小型の甲殻類などの底生動物藻類を食す雑食性。繁殖期は5-9月で、汽水域の石や貝殻の下面にオスが巣を作り、そこに卵が産みつけられる。卵はオスによって保護される。[2]

利用

佃煮の材料として利用されている[3]

脚注

  1. ^ a b アシシロハゼ | 魚類 | 市場魚貝類図鑑”. ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑. 2022年9月24日閲覧。
  2. ^ a b c 細谷和海 『増補改訂 日本の淡水魚』 山と渓谷社 495頁
  3. ^ 松沢陽士 『ポケット図鑑日本の淡水魚258』 文一総合出版 257頁



アシシロハゼと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アシシロハゼ」の関連用語

アシシロハゼのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アシシロハゼのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
長崎県水産部長崎県水産部
Copyright © Nagasaki Pref. Japan.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアシシロハゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS