アサヒフレックスシリーズとは? わかりやすく解説

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アサヒフレックスシリーズ(M37マウント機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 01:32 UTC 版)

PENTAXの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (ねじ込み式マウント)」の記事における「アサヒフレックスシリーズ(M37マウント機)」の解説

アサヒフレックスI型(Asahiflex、1952年5月発売) - 旭光学工業初にして日本初35mm一眼レフカメラシリーズ名称は“アサヒ”と“レフレックス”を掛けた造語ウエストレベルファインダー備え、後にM37マウント内径37mmねじ込みマウント)とも呼ばれるシリーズ独自のレンズマウント採用していたレンズ交換式のカメラであった。ただし、この黎明期一眼レフカメラ機動性利便性においては当時主流であったレンジファインダーカメラ以降RF機と記述)とは隔たりがあり、現在のような一般撮影用途には不向きであった。しかしRF機にはその構造不可であったレンズと同じ視点ファインダー像見えることに価値があったため、視差パララックス)のない近接撮影目的学術撮影用途製品として、主に科学写真カメラマン使われていた。エバーリターン式ミラー採用アサヒフレックスIA型(Asahiflex IA1953年発売) - 付属レンズ最短撮影距離を短いプリセット絞り採用したものに変え細部改良したアサヒフレックスIIB型(Asahiflex IIB 、1954年発売) - 実用的普及一眼レフカメラとしては世界初クイックリターンミラー搭載した。これによって黎明期一眼レフカメラ弱点一つであったブラックアウト”と呼ばれる消失現象がほぼ解決した一眼レフカメラ発展貢献したものとして評価され1959年科学技術長官賞を受賞したアサヒフレックスIIA型(Asahiflex IIA1955年発売) - 「スローシャッター」を搭載した改良機。

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