await

実用日本語表現辞典

await

別表記：アウェイト

「await」とは・「await」の意味

「await」は英語で「待つ」「待ち受ける」という意味を持つ動詞である。主に何かの結果や出来事を期待して待つ状況を表す。また、プログラミング言語においては非同期処理を行う際に使用されるキーワードであり、非同期処理が完了するまで待機することを示す。

「await」の発音・読み方

「await」の発音は、アメリカ英語では /əwéɪt/、イギリス英語では /əˈwɛɪt/ となる。日本語では「アウェイト」と読むことが一般的である。

「await」の類語

「await」の類語には、「wait」、「anticipate」、「expect」などがある。これらの言葉はいずれも何らかの結果や出来事を待つという意味を持つが、ニュアンスや使用される文脈が異なる。

「await」と「wait」の違い

「await」と「wait」はどちらも待つという意味を持つが、「await」は何かの結果や出来事を期待して待つことを強調し、「wait」は単に時間が経過するのを待つことを表す。また、「await」はプログラミング言語において非同期処理を行う際に使用されるキーワードであるが、「wait」はそのような用途では使用されない。

「await」を含む用語・関連する用語

「async await（Js）」とは

「async await」はJavaScriptにおいて非同期処理を行うための構文である。「async」は非同期関数を定義するキーワードで、「await」は非同期処理が完了するまで待機することを示す。これにより、非同期処理を行いながらもコードの可読性を向上させることができる。

「C# await」とは

「C# await」はC#言語において非同期処理を行うためのキーワードである。非同期メソッドの戻り値がTaskまたはTask<TResult>型である場合に使用され、非同期処理が完了するまで待機することを示す。

「setInterval await」とは

「setInterval await」はJavaScriptにおいて一定の間隔で非同期処理を繰り返す際に使用される構文である。「setInterval」は一定の間隔で関数を実行するためのメソッドで、「await」は非同期処理が完了するまで待機することを示す。

「promise await」とは

「promise await」はJavaScriptにおいてpromiseオブジェクトを用いた非同期処理を行う際に使用される構文である。「promise」は非同期処理の結果を表すオブジェクトで、「await」は非同期処理が完了するまで待機することを示す。

「await」の使い方・例文

1. I will await your reply.（返事を待ちます。）
2. The students eagerly awaited the test results.（生徒たちは熱心に試験結果を待ちました。）
3. The city awaits the arrival of the president.（市民は大統領の到着を待ち望んでいる。）
4. She is awaiting trial for embezzlement.（彼女は横領の裁判を待っている。）
5. The package is awaiting pickup at the post office.（荷物は郵便局で受け取りを待っている。）
6. The team awaits the announcement of the new coach.（チームは新しいコーチの発表を待っている。）
7. We await further instructions from our supervisor.（上司からのさらなる指示を待っている。）
8. The country awaits the outcome of the election.（国民は選挙結果を待ち望んでいる。）
9. The company is awaiting approval for the new project.（会社は新プロジェクトの承認を待っている。）
10. He awaits the day when he can finally retire.（彼はついに退職できる日を待ち望んでいる。）

（2023年5月15日更新）