よぼうせっしゅ

実用日本語表現辞典

予防接種

読み方：よぼうせっしゅ

感染症への罹患を防止するために、あらかじめ弱い菌をワクチンとして体内に取り込ませ、菌に対する免疫能力を高めておくことを意味する語。単に「接種」と言うことも多い。

予防接種法によると、疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種することとされている。

関連サイト：
予防接種法 - 厚生労働省

（2013年3月18日更新）

デジタル大辞泉

よぼう‐せっしゅ〔ヨバウ‐〕【予防接種】

読み方：よぼうせっしゅ

感染症の発生・流行の予防のため、毒性を弱めた病原体などを抗原として体内に注入し、長期間の免疫をつくること。全額公費負担の定期接種と、希望者が自己負担で受ける任意接種がある。

妊娠・子育て用語辞典

予防接種（ワクチン） (よぼうせっしゅ（わくちん）)

感染症の原因となるウイルスや細菌の増殖力を弱くしたり（弱毒ワクチン）、まったく増殖できないように（不活化ワクチン）したもの。ワクチンを体内に注入する（予防接種）ことで、体内に抗体（免疫）をつくり、その感染症にかかりにくくします。
参考：予防接種と感染症

予防接種（ワクチン） (よぼうせっしゅ（わくちん）)

感染症の原因となる病原体の毒力を弱めたり、薬物で殺したり(不活化)、病原体や毒素の一部を精製するなどして予防接種液(ワクチン)をつくり、それを体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることを予防接種といいます。 予防接種で使うワクチンには、生ワクチン、不活化ワクチンの２種類があります。
参考：予防接種と感染症

PDQ®がん用語辞書

予防接種、免疫付与

【仮名】よぼうせっしゅ
【原文】immunization

特定の疾患、とくに感染性疾患に対する抵抗性を高めることになる免疫反応を引き起こすために用いられる方法。