よも

デジタル大辞泉

よも

［副］（あとに打消しの表現を伴って）実際にはまずありえないであろうと推測するさま。まさか。よもや。

「我をば—憎み玉わじ」〈鴎外・舞姫〉

「僧都は—さやうには据ゑ給はじを」〈源・若紫〉

よ‐も【四^▽方】

読み方：よも

１ 東西南北、また、前後左右の四つの方向。しほう。「—を見回す」「—の山々」

２ あちらこちら。また、いたる所。

「美しきすみれの花束、きらきらと光りて、—に散りぼうを」〈鴎外・うたかたの記〉

名字辞典

四万

名字	読み方
四万	よも

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

JMnedict

西方

姓	読み方
西方	よも

四方

姓	読み方
四方	よも

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

よも

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 05:55 UTC 版)

名詞

よも【四方】

1. 東西南北。前後左右。

発音^(?)

よ↘も

副詞

よも

1. まさか。

発音

よ↘も

名詞

よも【四方】

1. 東西南北。前後左右。
2. 至（いた）る所（ところ）。

副詞

よも

1. （多く打消の助動詞「じ」を伴って）まさか。

派生語

• よもあらじ
• よもや

Weblio日本語例文用例辞書

「よも」の例文・使い方・用例・文例

• よもや[まさか]…まい.
• 友人とのよもやま話.
• 法務大臣が指揮権を発動して検察官にこの汚職事件の調査中止命令を出すようなことはよもやあるまい.
• よもやうそではあるまい.
• よもやそんなことはあるまい.
• よもや彼はそんなことはすまいと思った.
• よもや本当であるまい
• 彼はよもやそんなことは言うまい
• 彼はよもやそんなことはすまい
• 彼はよもやそんな卑怯なことはすまい
• よもやそうでもあるまい