よもやよもやとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > よもやよもやの意味・解説 

よもやよもや

「よもやよもや」とは、「たいへん不覚取ってしまった」「あってはならないような失態演じてしまった」「万が一最悪事態にもなりかねなかった」のような意味を込めて用いることのできる表現である。「よもや」を繰り返して強調した言い方

「よもや」は基本的には「万が一にも(~ないだろう)」という打消し推量強調する表現として用いられる。あるいは「まさか」と同様に推量表現強調する意味でも用いられる

「よもやよもや」という表現は、マンガ鬼滅の刃ならびに同作品を原作とするアニメ・劇場版鬼滅の刃無限列車編において、登場人物煉獄寿郎が発した台詞通じて話題となった。なお実際台詞は「よもやよもやだ」であり、助動詞「だ」を伴う叙述になっている

無限列車編」において、煉獄寿郎は、敵の罠に嵌って眠りに落ちる目覚めてみれば修羅場である。煉獄さんは「よもやよもやだ / として不甲斐なし / 穴があったら入りたいと言って自ら恥じ入りながら、「」という剣士称号にふさわしい快刀乱麻を断つような活躍見せる。

この状況における「よもやよもや-だ」は、「このまま万が一最悪事態になってもおかしくなかった、あぶなかった」という趣旨とも解釈できるし、「すでに万が一まさかの事態になってしまっている」という趣旨とも解釈しうる。ただ、自らを恥じる一連の台詞において「よもやよもや-だ」と開陳していることを鑑みると、この「よもやよもや」は、後者の「すでにまさかの事態になっている」という意味合い中心とする発言であったろうと推察される。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「よもやよもや」の関連用語

よもやよもやのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



よもやよもやのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS