ゆたかのひかり【ユタカノヒカリ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8367号 |
登録年月日 | 2000年 10月 4日 | |
農林水産植物の種類 | しそ | |
登録品種の名称及びその読み | ゆたかのひかり よみ:ユタカノヒカリ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 豊橋温室園芸農業協同組合 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊橋市高洲町字小島103番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 尾崎芳弘、大木基也、高橋愛治、浅岡寛、小林吉昭、富永剛、富永哲治、山本達哉、佐藤正史、鈴木義人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「千代の光」の選抜系統に「ゆたかのかおり」が交雑したと思われる品種であり,花は濃赤紫色の二重で,葉及び花穂の香りが強い秋季に収穫する花穂栽培に向く品種である。草姿はやや開,主茎長は中,主茎上部のアントシアニン着色の程度はやや濃,1次分枝数は多である。胚軸のアントシアニン着色の程度は淡,子葉の表面の色は濃緑,裏面の色は緑である。葉の形はやや長,切れ込み程度,大きさ,厚さ及び波うちは中,葉面のちぢみ(山脈状)は弱,ちぢみ(凸状)は中,葉の表面の色は青緑,裏面のアントシアニン着色の程度は葉脈全体,葉柄長は中である。花穂長はやや長,小花の大きさはやや大,花弁の形状は二重,色は濃赤紫,がくの大きさは小である。生育の早晩及び出穂早晩性はやや晩である。葉及び花穂の香りは強である。「ゆたかのかおり」と比較して,葉の裏面のアントシアニン着色の程度が葉脈全体であること,花弁の形状が二重であること,花弁の色が濃赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に育成者のほ場(愛知県豊橋市)において,「千代の光」の選抜系統に「ゆたかのかおり」が交雑したと思われる株を発見,その実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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