まん防下で外食産業会長ら4人と会食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 14:50 UTC 版)
「穴見陽一」の記事における「まん防下で外食産業会長ら4人と会食」の解説
2021年7月14日、「週刊文春」電子版は、穴見が「まん延防止等重点措置」下の7月8日に品川区の和食店で3時間にわたり、外食産業会長ら4人と酒を伴う会食を行っていたと報じた。同席した4人のうち名前が判明しているのは、モスフードサービス会長の櫻田厚、ロイヤルホールディングス会長の菊地唯夫、SRSホールディングス会長の重里欣孝の3人。穴見らの行動は、飲食店等で飲酒する場合は「同一グループ2人以内」「利用者の滞在時間は90分以内」とするという「まん防」の規定に違反したことが指摘されている。 穴見ら4人が理事を務める「日本フードサービス協会」 はコロナ禍で苦しむ業界の利益代表として活発に活動し、当初は個人経営や中小規模の飲食店にしか認められていなかった時短営業の「協力金」を、大企業にも認めるように働きかけ奏効。4人が経営する会社がこれまでに受け取った新型コロナ関連の協力金や助成金の合計は、決算資料に記載があるだけでも約59億円に及んだ。協力金の申請は、酒類提供の際の条件や、感染拡大防止のガイドラインの遵守が前提だが、企業のトップ自身には遵法精神がないことが明らかとなった。穴見は取材に対し、ルールをよくわかっていなかったと釈明した。 事件の発覚を受け、翌7月15日に二階俊博幹事長(当時)が党役職停止の処分を決定した。
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