ましうとは? わかりやすく解説

ましう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/08 14:40 UTC 版)

ましう
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本
所有者 近海郵船
運用者 近海郵船
建造所 内海造船瀬戸田工場(254番船)[1]
姉妹船 さろま
建造費 約28億円[2]
航行区域 近海[1]
船級 JG第2種[1]
IMO番号 7314187
改名 ましう
Garyounis
DUBAI COAST 1
経歴
起工 1972年12月15日[1]
進水 1973年4月3日[1]
竣工 1973年6月30日[1]
就航 1973年
運航終了 1976年12月21日
最後 2004年、インドで解体
要目
総トン数 8,783 トン[3]
載貨重量 3,766 kt[1]
排水量 10,640(満載時)[1]
全長 166.5 m[1]
垂線間長 155.0 m[1]
型幅 24.0 m[1]
型深さ 9.7 m[1]
満載喫水 6.3 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 日立B&W 16U45HU 2基[1]
推進器 2軸
最大出力 18,800 PS[1]
定格出力 16,000 PS[1]
最大速力 24.4ノット[1]
航海速力 20.7ノット[1]
航続距離 4,223海里[1]
旅客定員 452名[1]
乗組員 54名[1]
車両搭載数 トラック95台・乗用車80台[3]
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ましうは、近海郵船が運航していたフェリー

概要

まりもに続く第二船として、内海造船瀬戸田工場で1973年6月に竣工、東京 - 釧路航路に就航した。

1975年に同型船のさろまの就航により毎日運航となったが、オイルショックの影響により、1976年12月21日から3日2便へ減便され、本船は係船された[4]

その後、1977年4月にリビアへ売船され[5]、内海造船瀬戸田工場にて改造の上GNMTC英語版Garyounisとしてリビアからジェッダへの航路に就航した[6]

2004年からバレッタで係船されていたが、2004年7月、イラクの海運会社へ売却され、DUBAI COAST 1と改名され、2004年9月、インドで解体された。

設計

先に建造されたまりもと比較して旅客定員が半減されており、貨物輸送に重点を置いた形となっている[7]

客室[1]
  • 特等室(2名)
  • 1等室(計150名)
  • 2等室(計250名)
  • ドライバー室(計50名)
設備[1]
  • ラウンジ
  • バー
  • 売店
  • エントランスホール
  • 案内所
  • レストラン
  • ゲームコーナー
  • 大浴場

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 新造船写真集 自動車航送旅客船 ましう MASHU 近海郵船株式会社 - 船の科学1973年7月号
  2. ^ 新船紹介 近海郵船「ましう」 - 旅客船No.102(日本旅客船協会)
  3. ^ a b 竣工船写真集 ましう - 海運1973年8月号(日本海運集会所)
  4. ^ 世界の艦船(1977年3月号,p146)
  5. ^ 大手系フェリー会社の体質改善進む - 海運1978年1月号(日本海運集会所)
  6. ^ 改造船 旅客/フェリー GARYOUNIS - 船の科学1978年2月号
  7. ^ 池田良穂「北海道航路史(戦後編)」 - 旅客船No.119(日本旅客船協会)

ましう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 08:24 UTC 版)

近海郵船」の記事における「ましう」の解説

1973年6月竣工。8,783総トン全長166.5m、幅24.0m、航海速力20.7ノット定員452名。内海造船瀬戸田工場製造東京 - 釧路航路就航1977年売却

※この「ましう」の解説は、「近海郵船」の解説の一部です。
「ましう」を含む「近海郵船」の記事については、「近海郵船」の概要を参照ください。

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