まぎれ

デジタル大辞泉

まぎれ【紛れ】

読み方：まぎれ

１ ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。

「怒った—に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風・腕くらべ〉

２ 他に入りまじって区別がつかなくなること。

「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の—に立ちとまるべく」〈古今・離別〉

３ 他の事に心を奪われること。

「今年は—多くて過ぐし給ふ」〈源・若菜下〉

４ 心情を表す形容詞の語幹、動詞の連用形に付いて、その心情に駆られて分別を失うさまを表す。「に」を伴って副詞的に用いることが多い。…のあまり。「苦し—にうそをつく」「腹立ち—」

日本語活用形辞書

紛れ

読み方：まぎれ、まぐれ

ラ行下一段活用の動詞「紛れる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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用例

気が紛れる、紛れもない

紛れ

読み方：まぎれ

【文語】ラ行下二段活用の動詞「紛る」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

紛る  » 「紛る」の意味を調べる

用例

気が紛れる、紛れもない

間切れ

読み方：まぎれ

ラ行五段活用の動詞「間切る」の命令形。

終止形

間切る  » 「間切る」の意味を調べる

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文語活用形辞書

紛れ

読み方：まぐれ、まぎれ

ラ行下二段活用の動詞「紛る」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
「紛る」の口語形としては、ラ行下一段活用の動詞「紛れる」が対応する。

口語形

紛れる » 「紛れる」の意味を調べる

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まぎれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/16 03:11 UTC 版)

「将棋用語一覧」の記事における「まぎれ」の解説

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「まぎれ」の例文・使い方・用例・文例

• まぎれのない誠実
• まぎれもない勝利
• やみにまぎれて
• まぎれもない事実
• 腹立ちまぎれに，ついかっとなって
• 彼は街中の雑踏にまぎれ込んだ
• まぎれもない悪党
• 私の封筒があなたの教科書にまぎれこんでいませんか？
• 法案通過を推進しているロビイストは、運動資金に賄賂の金をまぎれこませました。
• 腹立ちまぎれに彼は言いたい放題のことを言って、帰って行った。
• 彼女は腹立ちまぎれに婚約を破棄した。
• 彼女は人混みにまぎれてみえなくなった。
• 彼女は闇にまぎれて逃げとおせた。
• 彼は腹立ちまぎれにテーブルをたたいた。
• 彼はどさくさにまぎれて行方をくらました。
• 彼の話で彼女の悲しみはまぎれた。
• 腹立ちまぎれの言葉.
• 夜陰に隠れて[まぎれて].
• 腹立ちまぎれの発言.
• 群衆にまぎれて人に会いそこねる[を見逃してしまう].