ひらた かおるとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 人名 > 現代俳句人名事典 > ひらた かおるの意味・解説 

平田薫

平田薫の俳句

ひとつずつ荷を解く桜ふぶきかな
一切経風また雲にさそわれる
一月の扉だったり猫だったり
万歳はかたむいているひよどりばな
僧ふたり夕焼けに雲吐きつづけ
冬鳥に呼ばれたような感じかな
十月や影みな知恵のあるごとし
吹く風に先端がありいぬふぐり
天涯という涼しさや大欅
山の端は雲をかさねる春牛蒡
山肌の山霧の橋ゆれており
山茶花のふっと散ったりぎゅっと咲いたり
新緑の手と足と手と手だろうか
星条旗奇妙な七月のかたち
春の日のもう鳥なのか雲なのか
曲がるとき大向日葵は花だろうか
月光のはじめ大魚のきしみかな
木苺の花や人にも狐窓
末黒野や田もまた夢のようなもの
栃の木のてっぺん揃う春の雲
横になって見れば地球の冬の川
水仙のまわり雨降るまわりかな
水底は木の葉のように鯔であり
磯巾着みんなさみしい靴はいて
竹煮草ぐじゅっと昼がやってくる
葉鶏頭まずかたぶくを空という
虎杖の花からからと無才なり
虎杖の花からからと無才なり
蝶は冬のあかるい向こうがわをとぶ
辛夷の芽かるいたましい通ります
速度三十三ノットさるすべり
首の長い秋思というか水ぽこぽこ
魚が身を反らして霧というべきか
鳥帰るわれら列島にぶつかる
鳥類の上に空気や力芝
 

「ひらた かおる」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ひらた かおる」の関連用語

ひらた かおるのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ひらた かおるのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS