ひいて

デジタル大辞泉

ひい‐て【^▽延いて】

読み方：ひいて

［副］《動詞「ひ（引）く」の連用形に接続助詞「て」の付いた「ひきて」の音変化》前文を受けて接続詞的に用いて、事柄の範囲がさらに広がることを表す。ある事だけにとどまらず、さらに進んで。それが原因となって、その結果。

「旧制を捨てて此制を採用し、—今日の世界に到ったものである」〈啄木・葬列〉

日本語活用形辞書

引いて、轢いて、退いて、惹いて、挽いて、弾いて

読み方：ひいて

カ行五段活用の動詞「引く」「轢く」「退く」「惹く」「挽く」「弾く」の連用形である「引き」「轢き」「退き」「惹き」「挽き」「弾き」のイ音便形に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

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弾いて

読み方：はじいて、ひいて

カ行五段活用の動詞「弾く」の連用形である「弾き」のイ音便形に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

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退いて

読み方：しりぞいて、のいて、どいて、ひいて

カ行五段活用の動詞「退く」の連用形である「退き」のイ音便形に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

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四日市市四郷地区方言

ひいて

方言	共通語・該当漢字	語意解説または【使用例】
ひいて	ひとひ	一日いちにち、一いっか日にち【…二日ふつか】

下関弁辞典

ひいて

方言	意味	例文	訳
ひいて	１日。	先生、ひいてごしならええかいねー？	先生、１日おきならいいですか？

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ひいて

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 06:16 UTC 版)

副詞

ひいて 【延いて】

1. 「その延長として」「それが原因となって」などを表す語

Weblio日本語例文用例辞書

「ひいて」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はのこぎりをひいているとき，もう少しで指を切り落とすところだった
• その生徒は風邪をひいていると自分の怠慢の弁解をした
• コーヒー豆をひいてください
• この製粉機は小麦をひいて粉にする
• 小麦をひいて小麦紛を作る
• 穀物をひいて粉にする
• 風邪をひいて調子が悪かった
• ひいて粉にする
• 彼は川に落ちてその結果風邪をひいてしまった
• 彼は丸太をひいて板にした
• 彼女はバイオリンをギーギーひいている
• 風邪をひいているのでにおいがわからない
• 彼はひどいかぜをひいている
• 風邪をひいているので味がよくわかりません
• クラスで12人が風邪をひいて休んでいる
• ここにいてうれしくないというのでない限り，ぜひいてよ
• 彼女は風邪をひいているので暖かく着こんでいた
• 小麦はひいて小麦粉となる
• こんなどしゃ降りの中を歩く人はだれでも風邪をひいてしまうだろう
• Xがひいては市民サービスの向上に繋がる