はなっこりー【ハナッコリー】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7324号 |
登録年月日 | 1999年 8月 11日 | |
農林水産植物の種類 | なたね | |
登録品種の名称及びその読み | はなっこりー よみ:ハナッコリー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山口県 | |
品種登録者の住所 | 山口県山口市滝町1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松本理、岡藤由美子、金子和彦、片川聖 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,サイシン「早生系サイシン」にブロッコリー「女王」の交雑胚を培養してコルヒチン処理により複二倍体を育成後,選抜育成した種間雑種であり,葉はやや濃緑の卵形で,抽だい性が極早く,花茎のろう質が有の花茎を食用とする品種である。草姿及び草丈は中,葉形は卵,葉色はやや濃緑,葉面の着色は無,葉の光沢は中,葉面のろう質はやや少,葉柄の長さはやや長,基部の幅はやや狭,早晩性は早,抽だい性は極早,耐寒性は弱,利用部位は花茎である。抽だいの草姿は立,分枝性はやや多,花茎の色は緑,太さはやや細,ろう質は有,花蕾の色は緑である。「晩生川流れ菜」と比較して,葉形が卵であること,抽だい性が早いこと,耐寒性が弱いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に山口県農業試験場のほ場(山口県山口市)において,サイシン「早生系サイシン」にブロッコリー「女王」を交配して胚培養を行い,3年に順化個体をコルヒチン処理して,複二倍体を育成し,4年にその実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
はなっこりー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/28 09:54 UTC 版)
はなっこりー | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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はなっこりーはアブラナ科の食用植物。山口県農業試験場(現・山口県農業技術総合センター)で中国野菜のサイシン(早生系サイシン)のめしべ、西洋由来のブロッコリー(女王)のおしべを交配して作られた。
概要
はなっこりーは中国野菜のサイシンと、ブロッコリーから作られた山口県の新種の野菜。
- 収穫期は9月~5月[1]
名前の由来
- 花と花茎を食べるサイシンのような野菜を総称して「
花菜 」という。「はなな」と「ブロッコリー」の一部をとって「はなっこりー」と命名された[1]。
はなっこりーの歌
津山奈緒子作詞、白木浩司作曲のはなっこりーのテーマソング。山口県のスーパーなどで聞くことができる。 イメージキャラクターとして、はなっこりーの形を象った「はなっこりん」がいる。
はなっこりー生産組合という架空のHIP-HOPユニットがはなっこリーの歌にインスパイアされた、「BUCHI-UMAI」という曲をリリースしている。
脚注
- ^ a b c 山口県オリジナル野菜 はなっこりー
関連項目
外部リンク
はなっこりーと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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