はっ‐たつ【八達】
はっ‐たつ【発達】
読み方:はったつ
[名](スル)
1 からだ・精神などが成長して、より完全な形態や機能をもつようになること。「心身が—する」
2 そのものの機能がより高度に発揮されるようになること。「文明が—する」「交通機関が—する」
3 そのものの規模がしだいに大きくなること。「—した低気圧」
[用法] 発達・発展——「最近急速に発達(発展)した都市」「文化の発達(発展)」など、規模が大きくなったり、高い程度に進んだりする意では相通じて用いられる。◇「発達」は成長してより完成した状態に近づく意。「心身の発達」「嗅覚(きゅうかく)の発達した犬」「発達した低気圧」など、生物の身体や器官の機能、自然現象については「発達」を使う。◇「発展」は物事の勢いや力などが増し広がっていく意。「会社の発展に尽力する」「御発展を祈ります」「事件は意外な方向に発展した」などでは「発展」を使う。◇類似の語「進歩」は、すぐれた段階、状態になること。「学業に進歩の跡がある」「めざましい科学の進歩」のように質に重点があり、「進歩発展する」と重ねて使うこともある。
発生、発育、発達
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