のろま人形とは? わかりやすく解説

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のろま‐にんぎょう〔‐ニンギヤウ〕【野呂間人形/野呂松人形/鈍間人形】

読み方:のろまにんぎょう

操り人形一種。頭が平たく、顔の青黒い奇怪な風貌(ふうぼう)の道化人形で、人形浄瑠璃の間(あい)狂言演じた寛文延宝(1661〜1681)のころ、江戸野呂松勘兵衛という人形遣い始めたという。現在、佐渡島などに残存。のろま。→曽呂間(そろま)人形


佐渡の人形芝居(文弥人形、説経人形、のろま人形)

名称: 佐渡の人形芝居(文弥人形説経人形、のろま人形)
ふりがな さどのにんぎょうしばい(ぶんやにんぎょうせっきょうにんぎょうのろまにんぎょう
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 佐渡人形芝居保存会
 佐渡文弥人形振興会,新穂村人形保存会
指定年月日 1977.05.17(昭和52.05.17)
都道府県(列記): 新潟県
市区町村(列記): 両津市佐渡郡
代表都道府県 新潟県
備考
解説文:  佐渡地方に伝わる説経、のろま、文弥人形芝居で、それぞれ浄瑠璃人形操作人形首特色があるもので、人形芝居変遷過程を知る上で貴重なのである
 説経人形説経節弾奏あわせて突込式の人形を操るもので、「熊野合戦」、「酒呑童子」などの演目がある。その一興行の間狂言として、のろま人形が演じられる。のろまは佐渡方言巧みに交えたせりふで操られ、「生地獄」、「木の助座禅」など喜劇性の強い演目がある。文弥人形文弥節によって人形を操るもので「出世景清」、「源氏烏帽子折」などが伝承されている。

のろま人形

作者楠木誠一郎

収載図書狩り甲子夜話秘録
出版社大和書房
刊行年月2008.11
シリーズ名だいわ文庫



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