にしかずみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/06 07:38 UTC 版)
にし かずみ | |
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生誕 | 1949年1月3日(76歳) |
出身地 | ![]() |
ジャンル | 演歌・歌謡曲 |
職業 | 作詞家 |
活動期間 | 1986年 - |
にし かずみ(1949年1月3日 - )は、日本の作詞家。血液型A型。千葉県出身。
来歴
- 1969年、松竹株式会社 関西歌舞伎に入団。
- 1974年、株式会社ブレイン企画に入社し、朝丘雪路の担当マネージャーとなる。
- 1978年、プロダクション人力舎に移り、シティボーイズなどのマネージャーを担当。
- 1986年、『湯の町情話』(ビクター音楽産業)にて作詞家デビュー。
エピソード
- 代表作『ただ、会いたい〜母へ〜』は、「生後2カ月の時に母に捨てられて、東京・上野公園のベンチに置き去りにされ、その後、児童養護施設を転々としながらも大切に育てられた男性が、64歳になった今でも、母を待ち続けている…。」という新聞の読者投稿記事を読み、衝撃を受けて[1]「3歳でデパートの屋上に置き去りにされた女の子が、一人前に成長し、今自分が、これから母になることを伝えたい」 というストーリーで、作詞した曲である[2]。NHKラジオ第1放送『ユアソング』で、2010年12月~2011年1月の楽曲に採用された[3]。同作品を女性版として小川夏輝がカバー。ストーリーに基づいたMVがYouTubeにて、30万アクセス突破、MVに英訳をつけたことから海外からもアクセスされている。
- 南条忠夫のデビュー曲『利根の佐太郎』は、にしと南条が同じ中学の同級生であったことから作詞した[4]。
- 2014年7月3日に47歳で急逝した、ものまねタレント・春一番の『チョットお先に天国へ』は、2005年に腎不全を患って、生死の境をさまよった春一番の体験を元に、にしが作詞したが、奇しくも、春一番の急死を予感させるような曲になってしまい、『あっけない最期を予感するような歌を手がけたことになり、驚いている。』とコメントした[5]。
作詞作品
- 1986年8月21日 『湯の町情話』(ビクター音楽産業) ベートーベン鈴木
- 1988年10月5日 『雨の埼玉』(東芝EMI) さいたまんぞう
- 1990年8月1日 『あゝ権八・小紫』(ビクター音楽産業) 若林健二
- 1992年3月1日 『雨の大阪』(東芝EMI) チャーリー浜
- 1994年9月10日 『雪降る季節は』『サァ踊ろうよ!』『利根の梨太郎』(アサペック) 天木一志
- 1995年12月1日 『あゝ社長の涙』『倖せ一夜恋一ツ』(ビクター音楽産業) 藤正樹
- 1997年10月22日 『漁港の恋の物語』『小樽にて・雪』(ガウス) バラーズ
- 1998年12月16日 『プラットホーム』『平成夜桜花見唄』(ガウス) バラーズ
- 2001年2月21日 『はこべ草』『佗助』(フリーボード) 高城ゆり
- 2002年11月6日 『故郷へ帰ろう』(キングレコード) しみず真知子
- 2005年
- 2006年
- 2007年
- 2008年11月6日 『チョットお先に天国へ』(マイライフ) 春一番
- 2009年
- 2010年
- 2011年8月10日 『葉月のおわら恋一つ』(マイライフ) 一之瀬ひろな
- 2012年
- 2013年
- 2014年3月26日
- 『ときめきをありがとう』(キングレコード) 南わこ
- 『君の名は』(アスタエンタテインメント) 小川夏輝
- 2015年
- 2016年10月26日 『ただ、会いたい〜母へ〜』(日本クラウン)小川夏輝
- 2018年12月1日 『ただ、会いたい〜母へ〜』(N-HARMONY)小川夏輝
- ≪プロデューサー:松田良、編曲家に若草恵を迎えリニューアル発売≫
- 2019年
- 8月1日 『あゝ 権八・小紫』(N-HARMONY)竜小太郎
- 8月21日 『昭和の女』(ホリデージャパン)仁支川峰子 芸能生活45周年記念曲
- 2020年2月19日 『ゆられて埼玉』(ホリデージャパン)三浦京子&ハニー・シックス テレビ埼玉『四季 彩の国紀行』推薦曲
脚注
出典
- ^ “実体験が感動…53歳男の泣ける家族愛ソング現代版「瞼の母」”. ZAKZAK. 2025年3月6日閲覧。
- ^ “2011年2月のブログ記事一覧-おおひなたごう◆SILVERY NOTE”. goo blog. 2025年3月6日閲覧。
- ^ “西つよし - 最新ニュース|日本クラウン株式会社 クラウンレコード”. www.crownrecord.co.jp. 2025年3月6日閲覧。
- ^ “【人生二毛作】団塊世代の元銀行員、股旅物演歌で歌手デビュー”. ZAKZAK. 2025年3月6日閲覧。
- ^ “急死の春一番さん、最期を予感? 4年前に新曲「チョットお先に天国へ」”. ZAKZAK. 2025年3月6日閲覧。
外部リンク
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