どない
京ことば | 意味 |
どない | どのように *どないしてんにゃ・どないな意味どす |
どない
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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どない | どのよう(に・な)、 どう、 どん(な)、 どんな(に) どんなふう(に・な) what; what kind of; what sort of; any; every; how; however; no matter how |
何様。「どのよう」の転。どないなとなる、は、どうにでもなる、そないなとこどないして行くねん、は、どのようにして行くのか、の意味。主語を省略して単に「どない?」と言えば、仕事や人生の調子はどうですか、何か面白いことでもありましたか、という挨拶になるが、阪外人には「何がどないなのか」と返答に苦しむことが多い。「どねん」と訛る。 |
どない
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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どない | どうです、 どうですか、 どう、どのよう how; How're you doing; How are you; How's it going; How are things going 怎幺、怎麼、怎麼様 |
何様。形容動詞。もう一杯どないだっか、どないもこないもあるか、この世ん中どないなっとんねん!「どない?」「どないや?」「どないだす?」と、挨拶のひとつとして「最近の調子はどうですか」「最近何かおもしろいことでもありましたか」「仕事のはかどり具合はどうですか」等の意味で用いる場合が多い。返す挨拶は、「まあぼちぼちだんな」「さっぱりあきまへんわ」と詳細は述べず答える。西日本でや奥羽などでは「どない」「どねん」「どげん」「どがん」「どがあ」「どぎゃん」と同系列の語がある。京都では「どう」が優勢。 |
「どない」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女が僕の手紙に返事をくれることはほとんどない
- 音楽には私の興味をそそるようなものはほとんどない
- 彼が昇進する見込みはほとんどない
- 私が払うゆとりがほとんどない費用
- 私には外出する自由時間がほとんどない
- 彼の回復の見込みはほとんどない
- わたしはあなた同様あがってなどない
- 見込みのほとんどない
- ここでは1日中雨が降らずに済むことはほとんどない
- 私たちには勝算はほとんどない
- 暇がほとんどない
- 彼は明日などないかのように飲み続けた。
- 弱視の人々は視力がほとんどないが、全盲の人々とは異なる。
- 最近、新高値更新銘柄はほとんどない。
- 彼らが自分でたどりつくことはほとんどない。
- 彼はセンスがほとんどない。
- その父親には息子と過ごす時間がほとんどない。
- 私の仕事の機会は殆どない。
- 何かを嫌だと思ったことがほとんどない。
- 何かを辛いと思ったことがほとんどない。
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