たきたて【タキタテ】(食用作物)
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登録番号 | 第12055号 |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | たきたて よみ:タキタテ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮城県 | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永野邦明、松永和久、早坂浩志、滝澤浩幸、薄木茂樹、黒田倫子、千葉文弥、宮野法近、佐々木都彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「奥羽343号」に「東北153号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(宮城県古川市)における成熟期は中生の晩、障害型耐冷性が強、低アミロース含量の水稲、粳種である。草型は偏穂数、稈長はやや長、稈の細太は中、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度はやや立である。穂長は中、穂数はやや多、粒着密度は中、穂軸の抽出度はやや短、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少は少、芒長は短、芒色は黄白-黄である。玄米の形は中、大小はやや小、色沢及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は上の中、光沢は良、香りは無、腹白の多少及び胴割の多少は極少である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は中生の晩、障害型耐冷性は強、穂発芽性は中、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性はやや強、白葉枯病ほ場抵抗性はやや弱、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)である。アミロース含量はかなり低、蛋白質含量はやや低である。 「ひとめぼれ」と比較して、耐倒伏性及び葉いもちほ場抵抗性が強いこと、アミロース含量が低いこと等で、「スノーパール」と比較して、稈長が短いこと、障害型耐冷性、耐倒伏性及び穂いもちほ場抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に宮城県古川農業試験場(古川市)において、「奥羽343号」に「東北153号」を交配し、6年に雑種第4代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
「たきたて」の例文・使い方・用例・文例
- たきたての飯を入れる器
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