そすうとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 人文 > 高等数学 > 素数 > そすうの意味・解説 

素数

読み方:そすう

素数は、自然数のうち、その数そのものと「1」の他には正の約数見出されない数のことである。

素数の「素」の字は「もと」とも読み、「もとになるもの」「何も加わっていない(加わる以前の)状態」という意味合いを示す語として用いられる。それ自体根本であり、それ以上に遡れるものがない、という意味合い見出せる。

1より大きい自然数ならば約数には「1」が必ず含まれるその意味で、素数とは(正の)約数2つのみ存在する自然数であるとも言い換えられる。

素数のうち最小の数は「2」である。最大の素数は特定されない。素数に上限はない(素数は無限にある)という事実は古代ギリシアにおいて既に証明されている。今日では2000に及ぶ膨大な桁数自然数から素数が発見されている。

桁数1万超えるような素数は「巨大素数」と呼ばれている。なお「2931」のように差が2である素数の組み合わせを「双子素数」という。

ある数(自然数)の約数となる素数を「素因数」といい、自然数を素数(素因数)の積に分解することを「素因数分解」という。特定の自然数対す素因数分解結果は必ず1通り限定される。数が巨大になればなるほど素因数分解難度上がり数百レベルの数となると今日電子計算機用いても複雑かつ膨大な演算処理が必要となる。この素因数分解の「容易に解けない性質は、公開鍵暗号方式利用されデータ通信における暗号化技術として長らく利用されてきた。

そ‐すう【素数】

読み方:そすう

1とその数以外に約数がない、1を除く正の整数2・3・5・7…など無限にある。→合成数

[補説] 100までの素数は、2、3、5、7、11131719232931374143475359616771737983899725個ある。




そすうと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「そすう」の関連用語


2
画素数 デジタル大辞泉
76% |||||

3
記録画素数 デジタル大辞泉
76% |||||

4
有効画素数 デジタル大辞泉
56% |||||

5
素数 デジタル大辞泉
56% |||||

6
総画素数 デジタル大辞泉
56% |||||

7
素数定理 デジタル大辞泉
52% |||||




そすうのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



そすうのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館

©2025 GRAS Group, Inc.RSS