せとしお (潜水艦・初代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 05:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| せとしお | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 建造所 | 三菱重工業神戸造船所 |
| 運用者 | |
| 艦種 | 通常動力型潜水艦 |
| 級名 | ゆうしお型 |
| 艦歴 | |
| 計画 | 昭和53年度計画 |
| 発注 | 1978年 |
| 起工 | 1979年4月17日 |
| 進水 | 1981年2月10日 |
| 就役 | 1982年3月17日 1999年3月10日(特務潜水艦に種別変更) 2000年3月9日(練習潜水艦に種別変更) |
| 除籍 | 2001年3月30日 |
| 要目 | |
| 基準排水量 | 2,200t |
| 満載排水量 | 2,900t |
| 全長 | 76.0m |
| 最大幅 | 9.9m |
| 深さ | 10.2m |
| 吃水 | 7.4m |
| 機関 | ディーゼル・エレクトリック方式 川崎/MAN V8V 30AMTLディーゼルエンジン × 2基 SG-4B発電機 × 2基 SM-4C電動機 × 1基 蓄電池 × 480個 |
| 出力 | 水上 3,400PS 水中 7,200PS |
| 推進器 | 5翼スクリュープロペラ × 1軸 |
| 速力 | 水上 12kt 水中 20kt |
| 潜航深度 | 400m程度 |
| 乗員 | 80名 |
| 兵装 | HU-603 533mm魚雷発射管 × 6門 |
| C4ISTAR | ZYQ-1 潜水艦指揮管制装置 |
| レーダー | ZPS-6(水上) |
| ソナー | ZQQ-3(統合式) SQS-36J(アクティブ) |
| 探索装置・ その他装置 |
潜望鏡 |
| 電子戦・ 対抗手段 |
ZLA-6 ECM |
せとしお(ローマ字:JS Setoshio, SS-575、ATSS-8008、TSS-3602)は、海上自衛隊の潜水艦。ゆうしお型潜水艦の3番艦。艦名は瀬戸の潮から由来する。
艦歴
「せとしお」は、昭和53年度計画2,200トン型潜水艦、8090号艦として三菱重工業神戸造船所で1979年4月17日に起工され、1981年2月10日に進水、同年9月10日に公試開始、1982年3月17日に就役し、第2潜水隊群直轄艦として編入され横須賀に配備された。
1988年7月22日から7月23日にかけて伊豆大島沖展示訓練に護衛艦「くらま」等とともに参加する。
1989年6月6日、対潜訓練目標艦として行動中、津軽海峡の海底に接触、前部外板が損傷した[1]。
1994年3月1日、第1潜水隊群第1潜水隊に編入され、定係港が呉に転籍。
1999年3月10日、特務潜水艦に種別変更され、艦籍番号がATSS-8008に変更、第1潜水隊群に直轄艦として編入。
2000年3月9日、練習潜水艦に種別変更され、艦籍番号がTSS-3602となり、潜水艦隊隷下に新編された第1練習潜水隊に「あさしお」とともに編入。
脚注
- ^ 「我が国の艦艇事故」『世界の艦船』第528号、海人社、1997年9月、 81頁。
参考文献
- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
- 『世界の艦船 増刊第665集 海上自衛隊潜水艦史』(海人社、2006年)
関連項目
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