しに

デジタル大辞泉

しに【死に】

読み方：しに

［名］

１ 死ぬこと。「生き—にかかわる」⇔生き。

２ そのものがもつ効果が発揮されないまま終わること。「—金」

３ 囲碁で、相手の石に囲まれ二目以上できないこと。「—石」⇔生き。

［接頭］人をののしっていう語に付けて、ののしりの意をさらに強めていう。「—たわけ」「—畜生」

日本語活用形辞書

死に

読み方：しに

ナ行五段活用の動詞「死ぬ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

死ぬ  » 「死ぬ」の意味を調べる

用例

碁に凝ると親の死に目に逢わぬ、万死に一生を得る、死に水を取る、生き身は死に身、死んでも死に切れない、生き死にの二つの海、九死に一生を得る、犬死に、死に馬に鍼をさす、死に花を咲かせる、往に跡へ行くとも死に跡へ行くな

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大阪弁

○○し（て/た/に）

大阪弁	訳語	解説
○○し（て/た/に）	○○せ（て/た/に）	サ行音の一段動詞や五段動詞などの助詞の前で、エ列音がイ列音になる。見せて、は、見して、食べさせた、は、食べさした、笑わせに行く、は、笑かしに行く。

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「しに」の例文・使い方・用例・文例

• だれも努力なしには何事も成し遂げられない
• 買い物をしにスーパーへ行って来たところです
• 少しでもばかな動きをすれば，チャンスは台なしになるだろう
• 水道会社が水道管の裂け目を修理しに来た
• 休みなしに
• 理由なしに
• 彼はひまつぶしに木切れを削った
• 植木屋さんが庭仕事をしに来る
• 彼女は私のセーターを返しに立ち寄ると約束した
• 私たちと夕食をしに出て来ない?
• 彼は金を机の引き出しにしまっておいた
• 腹ごなしにちょっと運動した
• ドアを開けっぱなしにするな
• きょうは買い物をしに繁華街へ行ってきた
• 彼の預金はいつとはなしに減っているようだった
• その医師は数か月おきに彼女を往診しに訪れる
• 何の説明もなしに
• 試験用紙を裏返しにして机に置く
• その老人は近ごろ日増しに弱ってきている
• 川で魚釣りしに行こう