言葉の綾
言葉の綾(ことばのあや)とは、言葉を巧みに操る技巧や、言葉の持つ微妙なニュアンスを指す表現である。特に、詩や文学作品においては、作者の独自の視点や感情を表現するために、言葉の綾を駆使することが多い。また、日常会話においても、相手の気持ちを傷つけないように、または相手を楽しませるために、言葉の綾を用いることがある。言葉の綾は、言葉の持つ豊かな表現力を示すものであり、その使い方一つで、伝えるメッセージの印象が大きく変わる。
言葉のあや
別表記:言葉の綾
「言葉のあや」の本来の意味は、「なかなか表現しにくい微妙な事柄を言い表すために用いられる巧みな表現」のこと。いわゆる文飾のこと。昨今では、主に弁解・釈明の場面で、「凝った表現であるだけに誤解されやすくもある表現」のような意味で用いられることが多い語。
発言があらぬ誤解を招いた(揚げ足をとられた)際、「そのような意味で申し上げたわけではない」という主旨で、「それは言葉の綾というものだ」と釈明することがある。
繊細な事柄をうまく言い表わそうと工夫しても、大抵、その表現は理解されにくかったり、曲解されやすかったり、文字通りに受け取られると不本意な発言となってしまいかねなかっったりする。「言葉のあや」にはこのような性質が含まれる。そのような性質を逆手に取り、失言の弁明として「それは言葉のあやだった」と主張することもある。
例文
ことば‐の‐あや【言葉の×綾】
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