国際女子マラソン(こくさいじょしまらそん)
日本では、1979年に始まった東京国際女子マラソン、1982年からの大阪国際女子マラソン、1984年からの名古屋国際女子マラソンの3つが代表的な大会で、女子の三大マラソンと呼ばれている。
三大マラソンには、海外からの招待選手を交え、レベルの高い競技が展開される。同時に、マラソンの競技中の様子はすべてテレビやラジオで生中継され、女子マラソンへの関心を高めている。その結果、日本女子選手のレベルアップに大きく貢献したと言われている。
女子マラソンの歴史は男子に比べて浅く、1972年のボストン・マラソンが公認を受けた最初の大会だった。また、オリンピックの正式種目として初めて採用されたのは、1984年のロサンゼルス・オリンピックのときである。
日本女子選手のレベルは高く、世界の歴代記録では、世界の歴代記録では、高橋尚子(積水化学)、山口衛里(天満屋)、弘山晴美(資生堂)の3人が上位10人の中に名を連ねている。
また、バルセロナとアトランタの両オリンピック大会でメダルを獲った有森裕子や、昨年のシドニー大会で金メダルに輝いた高橋尚子は、その実力を大いに見せつけると同時に、女子マラソンが注目を集めるきっかけも作った。
(2001.01.28更新)
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