こういき‐きんきゅうえんじょたい〔クワウヰキキンキフヱンジヨタイ〕【広域緊急援助隊】
広域緊急援助隊(こういききんきゅうえんじょたい)(interprefectural emergency rescue unit)
地震・台風・豪雨などの自然災害による大規模な被害が発生した場合、情報収集、救出・避難誘導、緊急交通路の確保などの活動を迅速に行う。1995年の阪神・淡路大震災を受けて創設された。
広域緊急援助隊は、全国すべての都道府県警察に設置されている。現在、機動隊員・管区機動隊員・交通機動隊員・高速道路交通警察隊員の中から、約4000人の警察官が指名されている。
都道府県の枠にとらわれることなく、周辺の都道府県から駆けつけられるような体制をとっている。
23日の新潟県中越地震を受けて、警察庁は24日までに、警視庁や神奈川・千葉など11県警の広域緊急援助隊のうち約360人を現地に派遣した。創設以来、今回が初めての派遣となる。
(2004.10.15掲載)
- こういききんきゅうえんじょたいのページへのリンク