おおゆかんじょうれっせきとは? わかりやすく解説

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おおゆ‐かんじょうれっせき〔おほゆクワンジヤウレツセキ〕【大湯環状列石】

読み方:おおゆかんじょうれっせき

秋田県北東部鹿角(かづの)市にある縄文時代後期遺跡中心に万座(まんざ)・野中堂(のなかどう)の二つ環状列石ストーンサークル)があり、そのまわりには多く貯蔵穴柱穴などが発見され土器土偶出土している。令和3年2021)「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして世界遺産文化遺産)に登録された。


大湯環状列石

名称: 大湯環状列石
ふりがな おおゆかんじょうれっせき
種別 特別史跡
種別2:
都道府県 秋田県
市区町村 鹿角市十和田
管理団体 鹿角市(昭38・815)
指定年月日 1951.12.26(昭和26.12.26)
指定基準 史1
特別指定年月日 昭和31.07.19
追加指定年月日 平成13.08.13
解説文: 大湯町西南約3粁に位し大字中通丘陵台地存する遺跡で、国道へだてて箇所河原石の敷列による遺構存する東側にあるものは小字野中堂に西側にあるものは小字万座屬する。いづれも列石帶がほぼ環状めぐらされているもので、環帶として明か認められるものは内外二重であるが更に中心部にも列石たどられる野中遺構外径40米内外、万座遺構外径40数米内外算する
これ等環状列石帶は中央の柱石中心とする円形石組又は菱形石組等の複合によって構成されたものとみなされるが、なお列石帶離れて内外環帶中間中心に柱石をおき周囲放射状河原石を敷設した美し石組配されている。遺構火山灰層によって掩われており一帶縄文土器石器土偶等を包含している。縄文式文化に属す遺構みなされわが国におけるこの種の遺構として稀有のものである
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